・ ページ50
.
「祭り来て、いのちゃんなんか食った？」
「ええっと、…」
あ、そうだ…食べ過ぎてお腹痛くて…
「うっ、…無理、お腹痛い〜〜…」
「へっ？！いのちゃん？！ちょっと！大丈夫？」
しゃがみ込む俺の背中を優しく擦る男らしい手
「…大丈夫。大ちゃん戻りなよ…誰かと来てるんでしょ？俺も、知念ときてるし」
「知念？アイツも来てんの！」
完全に言わなくていいこと言っちゃったよな、俺。
「来てるけどさぁ！ほら、もうすぐ花火だよ？だから、」
「今年は俺と一緒に見ねぇの？
最近、いのちゃん変だよ。」
「そうじゃない！見たくない訳じゃないからっ…」
「じゃあなんで俺から逃げようとすんの？
なんで？俺のこと嫌いになったの？」
次こそ、本当の本当に嫌われた
大ちゃんのこと好きなんだよ…、
気持ち悪いくらいに大好きなんだよ
届かない。届けられない想いが。
溢れて、こぼれ落ちてしまいそう
「きらいじゃない、きらいなんかじゃ、ないよ…っ」
「ごめん、言い過ぎた…」
温かみを感じて顔をあげれば、大ちゃんに抱き締められていた
「だいちゃ、…」
「泣かないで、いのちゃん…」
そう言われて初めて、自分が泣いてるということに気付いた
ここで言わなきゃ、何も始まらない
「すきだよ、っ、すきなんだよ…、大ちゃん」
大きな音がなって、夜空に大きな花が咲いた
抱き締められたのが少し離れて、次は唇に柔らかいものが当たった
「っ、…」
「もうちょっと、」
角度を変えて、キスを繰り返される
誰か来たらどうする、ってそんなことを考えられないくらいに驚きが勝ってしまった
「いのちゃん、愛してる…愛してるよ」
大ちゃんにキスされた
大ちゃんに愛してると言われた
「ずっと、ずっと、だいちゃんがすきだった、っ…」
言葉にすれば簡単に伝わってしまうかもしれない
俺ね、やっと言えたよ、光。知念。
「俺も、いのちゃんが好きだった。
ごめん、急にキスなんかして驚かして」
ううん、ううん、…
抱き締めあって、大ちゃんの浴衣もぐちゃぐちゃ。
あぁ、好きだ、愛されてるんだ
大ちゃん、世界でいっちばん、愛してる…。
end
続編→
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/kruoshii1/
こちらもぜひ宜しくお願いします
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 309人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Hey!Say!JUMPらぶ♪ - あとありやまはラブラブカップルという設定でよろしくお願いしますm(_ _)m♪ (2017年8月4日 23時) (
レス) id: 6d51abb632 (このIDを非表示/違反報告)
Hey!Say!JUMPらぶ♪ - 二人はラブラブカップルという設定でよろしくお願いしますm(_ _)m♪とっても楽しみにしてます♪(///ω///)♪更新頑張ってくださいね♪m(_ _)mめっちゃめちゃ楽しみにしてます！m(_ _)m♪ (2017年8月4日 18時) (レス) id: 6d51abb632 (このIDを非表示/違反報告)
Hey!Say!JUMPらぶ♪ - 仕事が終わってから大ちゃんは涼介にお仕置きされる裏ありで♪激裏でお願いします♪(///ω///)♪よろしくお願いしますm(_ _)mぜひ書いてください♪楽しみにしてます♪よろしくお願いしますm(_ _)m♪ (2017年8月4日 18時) (レス) id: 6d51abb632 (このIDを非表示/違反報告)
Hey!Say!JUMPらぶ♪ - あのリクエストいいですか？ありやまで二人はお互いに大好きだけどまだ気持ちを伝えあってない。二人は両思い。涼介からある日告白して二人は付き合うことに。それである日大ちゃんが他のメンバーと話してるところを見てしまいめっちゃ嫉妬する仕事が終わってから (2017年8月4日 18時) (レス) id: 6d51abb632 (このIDを非表示/違反報告)
こなにゃ(プロフ) - 伊野尾りおさん» 遅くなってしまい申し訳ありませんでした(><)楽しんでいただけて良かったです！ (2017年7月2日 21時) (レス) id: 880390ae13 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こなにゃ | 作成日時：2016年9月9日 21時
