ア イ シ テ ル 。(JUMP×JUMP)

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「涼介…っ！涼介…っ、！」








裸のまま、泣き叫んで頭をぐりぐり押し付けてくる。








知念がこんなに泣きじゃくるところを見ることは10年以上一緒にやっていた俺でも珍しいと思う。








「知念、大丈夫だから。ほら大丈夫。」







大丈夫だ、と優しく小さな体を抱き締めてあげて背中をぽんぽん叩いてあげた







「ぅ、りょうすけ〜っ…」








「どうした？知念。
…言わなきゃわかんねーだろ？」









「〜っ、ぼく、がぁ…涼介のこときもちよく、できな、…かったじゃんっ」








「はぁ？んなこと別に…」






「よくない！よくないよくないっ！」







知念の大声が響き渡る。







「知念には俺とこんな関係持ってほしくねぇんだよ…」








「僕はどんな関係でもいい…涼介に抱いてもらえるならどんなのでも良い…っ！どんなことでもするからぁっ…！」







「そんな俺に抱いてほしいのかよ、女みてぇ」






だんだん諦めが悪い知念にイラついてきて強く当たってしまう。







もういいから…俺のことなんて見ずに他のところへ行って幸せになれよ…








「もう…涼介なんて知らない…」







そう言って服を抱えて出ていこうとする君の手を引いてしまうのはなぜだろうか。








それが恋とは気づかないままで






I LOVE YOU…,




end.

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