【ハイキュー!!】稲荷崎高校新聞部！#４

烏と猫と狐と青葉と ページ8

・



「じゃあ、各校の主将呼んできてくれる？」

「はいっ」




失礼しました！と声を張り部屋を出る
これから待ちに待った取材だ


昨日、木兎さんの取材をした訳だが
それはそれ、これはこれ。




「まずはー…烏野か！」




確か烏野は音駒と同じ体育館だったよね！
ついでに黒尾さんも呼んでおこ




「失礼しまーす！！澤村せんぱーい！…と黒尾先輩来てください」

「おう、どうした？」

「各校の主将さんへの取材を行いたいのですがお時間平気ですか？」

「おー、俺らの所はいいぞ。ほぼ自主練してる奴らだからな」

「了解です！黒尾先輩はどうですか？」

「…んー、もっと可愛い言い方してくれたらいいよ」

「あっじゃあいいです」

「嘘だよ！！！」

「何なんですか？構って君ですか？そうなんですか？ねえ？」

「ごめんって！」




別に黒尾先輩が嫌いなわけじゃないよ？
ほら、いじるの楽しいじゃん？うん




「じゃあ次はーっと…青城と稲荷崎！」




後ろで何やら話している澤村先輩と黒尾先輩を一瞥し他の体育館へ向かう




・



「失礼しまーす！！！！

北せんぱーい！！！！！！！！！と及川さん来てください！！」

「呼んだ〜？☆」

「早っ」




及川さん来るの早い！
何なら北先輩のが先に呼んだし
小さい声で呼んだはずなのに……コワ




「どした？」

「先輩！主将インタビューをするのでついてきてくださいっ」

「わかった」

「ちょっと！無視は酷いよ〜」

「……及川さんより岩泉さんの方がいいのでは？」

「主将は俺だからっ☆」

「…」

「だから無視は酷いよ！！」

「じゃあ行きましょうか！」




そう言って及川さんを無視し続ければ
頭からキノコ生やしてウジウジし始めた




「…おい、A」

「何ですか？」

「あいつ、あのままでええの？」

「北先輩は本当に優しい方ですね…！！
尊敬します！！」

「？おう」




しょうがない、北先輩に免じて許そう




「というわけで黒尾先輩つれてきてください」

「俺かよ！！」



・


冷たい態度も愛の証(なわけあるか)


・



おまけ

「及川、Aちゃんが呼んでる」

「えっ！？すぐ行くっ！！」

「チョロ」

あなたに出会えて…→←爆イケ花巻VS天然新聞部

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す