【ハイキュー!!】稲荷崎高校新聞部！#４

お菓子パーチー ページ27

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そんなこんなでやっと部屋に戻ってきた私
マネさん達は浴衣姿できゃっきゃしてました

私がそろぉっと部屋に入れば




「あっ！Aちゃん！」

「お菓子食べよっ」

「A先輩来るのま、待ってましたっ」




などなど天使が降臨された




「ええ！待っててくれたんですか！！すみません！！」

「いいのいいの！進展あった？」

「？し、進展……？」

「いや！何でもないよ！！」




進展、とは何だろうか……と
雪絵先輩がくれたポッキーを食べながら考えるが
今は女神と天使とのお菓子パーチーである
余計なことは考えるだけ無駄だと結論づけた




「そうだ、明後日の肝試しの話聞いた？」

「あ、聞きました！あれですよね？マネージャー同士は駄目なんですよね…」




ここでも肝試しの話題か…と項垂れているとやっちゃんがとんでもびっくりな事をぽそっと呟いた




「え……マネ同士は駄目……？」

「そうだよー、まぁ何企んでるかなんてすぐわかるけどねー」




雪絵先輩がニマニマ私を見て来る
ん？かおり先輩も潔子先輩もこっちみてる……照れる…

やっちゃんは『へへ変な人と当たりませんように…！！』ってずっと願ってる可愛い




「Aちゃんは誰と行きたい？」

「花巻さんですね！！！」

「「おお！！」」



即答すれば、３年生マネさんズは
「花巻くんが一歩リードね……」やら
「北くんにも頑張ってもらいたいね…」やら
「及川くんはどうでもいいよね」やら話し込んでいる



「？…うわ、このお菓子うま」

「あ、それねさっき北くんがくれたの〜」

「……北先輩が？」




というか、先程から気になっていたけど
雪絵先輩、北先輩のこと北くんって呼んでるんだ……

つきん、と痛む胸のあたりを押さえ
ここ最近の私の不調の原因を考える




「…(最近、北先輩絡みで胸のあたりが痛くなること多いなぁ)」



もしや北先輩が原因なのか…？
いや、北先輩が原因としてなんでこんなに痛くなるんだ？

くっ……悩みすぎて知恵熱出そうだ…



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言うほど悩んでない

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