昨日の夢は半裸さん ページ6
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その日の夜。
「あ、あああ、腹筋が忘れられないいい」
私は１人リビングで叫んでいた。
「いや、腹筋が忘れられない。よりも
委員会の仕事をサボってしまったことの方が重要なんだよ！
明日…いや、来週の当番の時に土下座しよう、そうしよう」
自問自答解決万歳である。
そこからは部屋にこもり作業をする。
新聞部の朝は早い。
みんなが登校するより前に学校にきて新聞を張り出すまでが私の仕事。
やっと、新聞を書き終えて。
《今日のひとこと》の部分に付け加える。
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《今日のひとこと》
稲荷崎高校の図書室は楽園である。
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自分でも意味は分からないが文字にする事は大切である。
明日に備えて今日は寝よう。
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昔から低血圧で朝が苦手で特技は歩きながら寝れる事(詳しくは意識がどこかへ飛んでいる)
夢が最悪だったせいもありいつも以上に寝れなかった。
いや最悪とは失礼かもしれない。
そう、夢とは半裸さんが出てきた。
鮮明に思い出される腹筋にニヤニヤしていた夢の中の自分を殴り飛ばしたい。
そんな事もありいつも以上に意識が飛んでいた。
だから、信号が赤になったのに気づかなかった。
意識は殆ど腹筋に囚われていて
右から聞こえるクラクション。
左から聞こえる「危ない！！」という声。
________そして
「危ないやろ！！」
後ろからの誰かの怒鳴る声。
気づけば私は誰かに抱き寄せられていた。
「前見なあかんやろ！……って昨日の」
「…ごめんなさい」
やばい、眠い。
「昨日委員会サボった奴やな。
何考えてんねん。俺が居らんかったら死んでたんやで。」
「……すいません」
「…？聞いとるんか自分」
ここで私の記憶は途絶えている。
この命の恩人様こそ、後の北信介先輩である。
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「というわけですよ！
まぁ、これもあんまり覚えてないんだよね〜」
「いやいや、自分アホすぎるやろ」
「びっくりすんねんけど」
侑くん、治くんと順番にツッこまれる。
「てか、やっぱり立花さん引っ越してきたんやな」
治くんが納得したようにいう
「なんで？」
「だって、関西弁喋らんもん」
あー、確かに…と侑くんが頷く。
「たまーに出るけどね！ほら新聞書くからさ
なるべく影響でないようにしてる！」
「そうだ、なんでAちゃん新聞部なん？他に部活あったやろ」
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神奈川県って存在薄くね？神奈川県より - え？神奈川出てきた←どうでもいい。とても面白いです！！！ (2020年4月15日 23時) (
レス) id: 2ec1bda221 (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅(プロフ) - 稲荷崎大好きなので本当嬉しいです！続編楽しみにしてます！頑張ってください！ (2017年11月6日 18時) (レス) id: 201cb430bd (このIDを非表示/違反報告)
信玄餅 - とても面白いです！再新頑張ってください！ (2017年11月5日 7時) (レス) id: 9568b3a389 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいぽー - 作成初日から見てます！北さん寄りの作品ってほとんどないので、とても楽しく読ませてもらってます！ (2017年11月5日 7時) (レス) id: 3d8e797fe5 (このIDを非表示/違反報告)
デミオム - 面白いです！北さん、好きです！頑張ってください！ (2017年10月29日 21時) (レス) id: 3ff618a48c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：立花 | 作成日時：2017年10月28日 15時
