【ハイキュー!!】二口堅治絶賛思春期中

思春期 ページ9

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「あ、にろちゃん先にいいよ」
「…あのさ、」


険しい顔のにろちゃん
なにを話すのだろうかとドキドキ



「…やっぱり俺Aに名前で呼ばれたい」



何だこの可愛い生き物



「堅治」
「…おう…」

「堅治すき」
「…っ」


なんだかとても堅治が愛おしくなって
すきだというと抱き寄せられた



「…俺さ、お前が思ってるよりかっこよくねぇよ」
「え？」

「付き合ってから半年、たくさん嫉妬した
ただでさえ男ばっかだから。
…でもあんまり言うと束縛してるみたいだなって…」



そんなこと思ってたんだ…
なのに私はヤキモチ妬いてほしくてあんなこと


「俺Aが初めての彼女だしさ、」
「大切にしたくて、先に進めなかった」

「堅治…」
「でも、お前がその気ならいいよな」


ん？



「なんか今日やたら積極的だったしな」



へ？



「俺も我慢できねぇし」



はい？



「と、言いたいところだけど飯食ってからな
今日泊まってくわ」
「あの、堅治くん？」

「あ？なんだブス」
「またブス！」



いや、まあ、うん！
男っぽいにろちゃんすきだし！
いいよ！



「てか、お前はなに言おうとしたんだよ」
「え？いや、そのー。」

「早くいえ」



クッソ！自分は言いたいこと言ったからって！



「似たようなこと…」
「その、私はヤキモチ妬いたら言ってほしいなって…。私ばっか好きな気がして不安になった。」

「先に進みたい…って私も思ってたから、その、うん」
「は？お前可愛すぎ」
「へ」

「後で覚悟しろよ」



なんか余計なことを言ってしまったかもです。



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