ＯＮＥＰＩＥＣＥ～海軍だったルフィの妹～９ (ページ10)

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４００話ページ10

ウソップ
「おい、ちょっと待てよルフィ。少しは休ませろ！！」

ナミ
「甘い、甘いっ！！そんな事言ってられる海なら、
　誰も苦労しないでしょ！？波が少し変なの。」

そう、ここは“偉大なる航路”。休んでる暇などない。

ウソップ
「んなコト言っても、おめー。」

ナミ
「さァ、みんな動いて！！“とり舵”！！ほら来た。」

チョッパー
「うおああああああ！！！」

ウソップ
「全速前進――っ！！！」

そう、ナミの見る先には大波が……。
うちの航海士は相変わらずすごいなぁと感心します。

その後……。

ルフィ
「ぶへ！！ぶほ！！」

サンジ
「だから無理なもんは無理だっつったろ、ハハハ。」

海から引きずれ出されたルフィ。
悪魔の実の能力者だから体の力が抜けまくってる。

ルフィ
「空の゛海じゃダメでも゛よ……………。ごっちの海ならって…思゛っ……。」

チョッパー
「医者～～～～～！！！おれだ～～！！」

ウソップ
「結局乗れるのはこの海でもナミだけか。」

サンジ
「ナミさ～～～ん♡気を付けて～～～♡」

え？何をしているかって？ウェイバーです。
ルフィ―が乗ったら、乗れなくて溺れたのです。

ナミ
「よかった！この海でも使える！！」

私は乗ったことないけど、興味ないしいいかなって。
あれを使わなくても飛べばいいし。

ナミ
「さて、お待ちかねっ！！海賊のお宝は山分けと決まってるわ！！
　これだけの黄金だもの。すごい額よ！！」

ナミのウェイバーチェックが終わったのでお宝の山分け。
私の予想はこれだけあったら、３億ベリー。もし８人で分けるとすると、
１人、３７５０万ベリー。

でも、実は私、みんなに内緒で色んな島の銀行に貯金してる。
内緒で引き出しをしていたんだけど、これから通るであろう航路には
約２５億ベリーあるわけで。３７５０万ベリーなんてどうでもいい。

話し合いの結果……。

ルフィ
「ＧＭ号大修繕！！！大賛成だ！！」

メリー号の修繕だ。もう結構走ってるもんね……。

ナミ
「――じゃ…それにいくらかかるかわかんないから、宝の山分けは保留ね。」