ＯＮＥＰＩＥＣＥ～海軍だったルフィの妹～９ (ページ23)

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４１３話ページ23

本に集中しているA。
読み終わると、いつの間にか船が停止していることに気づいた。

Aが船内から出ると、みんなが船から降りていることに気づく。
不思議に思って、Aも船から降りると、海軍時代に見たことの
ある顔の人が居たのだ。

A
「ココロおばさん、久しぶりです。相変わらずのお酒ですね。」

海軍時代にココに来た時もお酒を飲んで酔っていたなぁと思い出すA。
そして、同時にここが海列車の駅であることに気づく。

ナミ
「何？A、知り合いなの？」

ココロ
「A、久しぶりだねェ。ますます大きくなっちまって……。１年ぶりかい？」

A
「そうですね、海軍で少し忙しかったりしましたけど、一番は私が
　海賊になったことじゃないですか？」

なんて２人の会話が続き、ナミも２人が知り合いということで納得したようだ。
それでも、ここには一時的に寄っただけ。もう、次の島へ行かなければならない。

一味全員が船に乗る。

ココロ
「ほいじゃあコレな！！簡単な島の地図と“紹介状”。
　しっかり船を直して貰いな。ウォーターセブンは広いからね。迷わねェこった。」

チムニー
「あたし達も近いうち、ウォーターセブンへ帰るのよ。」

ココロ
「あァそうさ、もしまた会ったら行きつけの店で一杯おごるさ、んががが。」

ルフィ
「そうか！んじゃまた会えるといいな！！」

ココロ
「ウォーターセブンでの記録は一週間らよ。ゆっくりしていきな！」

ナミ
「じゃ、行くわ！色々教えてくれてありがとう。ココロさん、チムニー！！」

そう言って手を振るナミ。

ルフィ
「野郎共！！出港準備！！」

そこで動き出す、Aとロビン以外の人。

チムニー
「気をつけてね！！」

ココロ
「政府の人間に注意すんらぞ！！」

偶然辿り着いた見た事もない“海列車”の駅―――。
シフト駅を後にして――――新たな仲間を引き込むべく、
“水の都”ウォーターセブンを目指す。

船の上ではルフィ、サンジ、ウソップが船大工はどんな人が良いかと揉めている。
ルフィは５ｍ。ウソップは「船で生活できるかどうか。」
サンジはまぁいつも通り、美女狙い。

ゾロ
「腕がありゃ誰でもいいだろ。その前に海賊船に乗ろうって物好きが
　いるかどうかが問題だ。」

そういうゾロの言葉が一番正論ではあるが。

そしてナミはココロに描いてもらった地図を開くが、
まるで子供が描いたような絵に「わかるか！！」とツッコミを入れていた。