ＯＮＥＰＩＥＣＥ～海軍だったルフィの妹～９ (ページ3)

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３９３話ページ3

エネル
「ヤハハハ……。誰がこの舟に乗る事を許した。
　ついでにこいつと一緒に下りろ！！」

ありったけの力を込めて私はエネルに蹴られた。
しかも雷つきで。

ナミ
「ルフィ！！！A！！！」

A
「ルフィ……ごめん……。エネルの体力を少しでも…と思ったけど…
　私…無理で……。」

ルフィ
「俺が必ずブッ飛ばすから…Aは無理すんな。」

A
「……うん…。」

体が…ビリビリする……。

エネル
「ヤハハハ…どうだった？空から消える間抜けな島を見たか？
　娘……今更また“限りない大地”へ連れていってほしいなど
　甘い事は言わんだろうな…。」

ナミ
「……誰が！！！」

エネル
「私が欲するものさえ手に入れたら………あの「雷迎」により、
　今度はこのスカイピアを丸ごと消してやる。もう逃げる事など誰にも許されない。
　お前達の真下に佇むいくつかの“声”も然り…この空に不相応な
　“人の国”を消し去り、全てをあるべき姿に還すのだ！！！
　それが神である私の務め！！！」

ルフィ
「お前の思い通りにさせるかァ！！！」

エネル
「ヤハハハ…さらばだ、ゴムの男…。もう二度と会う事もない！！！
　そこで指をくわえて死期を待て！！！もはや誰も私を止められん！！！」

ルフィ
「そうだっ！！ゲホッ！！ナミ、これ借りるぞっ……！！！」

ルフィはナミのウェイバーに乗ってエネルの舟を目指す。
しかしルフィは蔓から落ちる。

ルフィ
「畜生…！！おれは…！！！おっさん達に教えてやるんだ！！！
　おれは、鐘を鳴らすんだァ～！！！」

ナミ
「A、あんたはこの暗号の葉に乗って下にいる皆に届けて！！
　私は、ルフィを送り届けるから…！！」

A
「分か…った……。乗せて…ほしい…。」

私はナミに転がされながら葉に乗せられ下におりた。
下りた先にはちゃんとみんながいた。

ロビン
「研究者さん！？無事…なの？」

A
「大丈夫……です。それ…暗号書いてあります……。
　少し、寝か…せてください…。」

そこで私は寝てしまったみたいだ。