ＯＮＥＰＩＥＣＥ～海軍だったルフィの妹～９ (ページ2)

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３９２話ページ2

エネル
「どうやって私の攻撃を避けるというのだ。」

A
「水よ。水は電気を通しにくいの。だから氷を火で溶かして
　水で私の前にバリアを作る！！」

私はその方法で雷を避け続けていたけれど、
さすがに少し水に電気が流れるからピリピリする。

攻撃を与えることは出来ない……！
けど、ルフィが来るまでにエネルの体力を消費させられれば……！！

それでもエネルは余裕そうに叫ぶ。

エネル
「ヤハハハハ！！！ここは空！！！神の領域だ！！！！全てが目障り！！！
　人も木も土も！！！あるべき場所へ通るがいい！！！！
　全て青海に降る雨となれ！！！ヤ～ッハハハハハハハハ！！！我は紙なり！！！！
　ん～～あの辺りか？忌わしきシャンドラの戦士達の隠れ村。
　元々青海の者達…さぞ帰郷は嬉しかろう。ヤハハ！！さァ、下界は下りろ！！！」

下でまた音がする……。私じゃ…エネルの動きを止めることすらできないの……？

エネル
「この国で、私が欲しいものはあと１つ…！！黄金の大鐘楼のみ！！！
　この期に及んで“声”が…２つ…。」

２つ…？ルフィと誰…？
それよりも……もう体力が持たない……。でも…エネルの体力を少しでも減らさないと…。

エネル
「さて……巨大豆蔓を越えた…………。確かに“神の社”のその上空にまで
　何かを探しに来る者などいまえ…。４００年あれどな。
　―――さて、どこにある…。黄金の鐘は…。………。」

これだけ私に攻撃をしておいて…まだそんなに余裕があるの…？
ルフィ…早く…。

ルフィ
「いたな！！！そこで待ってろ！！！エネル～！！！」

A
「ル…フィ…！」

しかし、ルフィは金の玉もあり、エネルに落とされる。
しかも蔓も……。

エネル
「……どうここまで登って来ようと言うのだ。
　ヤハハハ……そこにいろ…。面白いものを見せてやろうか……………。」

え！？消えた！？

エネル
「ヤハハハハ…天は我がもの。思い知るがいい……！！
　方舟マクシムと私の能力があれば、これだけの神業を成せる！！！“雷迎＃！！！！」

あの島雲で出来た島が消え去る。

私…私１人じゃ…何も守れないの…？

エネル
「ヤハハハハハハ………。んー見晴らしのよいことだ………。
　空はこうありたいもんだな。」

がっ！！！

A
「ルフィ？」

ルフィ
「やった……！！！」

また、エネルに手を蹴られ、落とされるルフィ。