【d!】神様の事情【zm】 (ページ1)

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オープニングページ1

byA

『うぅ…痛っ』

パチリ、と目を開くと、鉄格子

とりあえずひんやりと冷たい床から身体を起こす

頭がガンガンと鳴り響き、容赦なく痛みを伝達する

…え？もしや二日酔い？

あるぇ～？私酔わない設定だったはずなんだけどなぁ～？

え？設定いじくった！？

聞いてないよ！？

…うん。まじめになろう

なんで起きて早々茶番を始めるのかな？

ほのぼのしすぎだよ！

緊張感持とう！？

ブルブルと首を振って意識を覚醒させる

視線を落とすと、手首に手錠

…は？

あー！そっか！分かった、これ夢なんだ！そーだ、そうに違いない！！

zm「夢ちゃうで」

『ｷｪｪｪｪｪｪｪ！ｼｬﾍﾞｯﾀｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ！！…はっ！いつからそこに！？』

壁から声が！

もしや壁がしゃべったのか！？…とかそういうことはなく(結月ゆか○かな？)

その人は普通に壁に寄り掛かってました

私の不意を突くとは…やるな！

zm「さっきからいたんやけど…」

そんなに空気薄いんかなぁ…とションボリ

えマジで？さっきから居た？

じゃあ今までの独り言全部聞かれてるって考えてOK？

………

私○ぬわ

ヤバい！絶対変な子って思われたじゃん！

この人カッコいいから好感度上げとこ、って思ってたのにぃ！！

初手から失敗した！ミスった！

テト○スで穴の上に置いちゃって、埋めようと思って失敗してレ○パレスみたくなるくらい致命的な失敗しちゃったよ！！

つまりテ○リスは面白い(結論)

zm「なんかすごい元気やな…お前今、閉じ込められとるんやで？」

ん？

『いやだからこれは夢で…』

zm「目ぇ覚ませや…」

そう言いながらにじり寄ってくる彼

…んん？よく見ればクリーパーのフードをかぶっているではないか！！

マイク○好きなの？

マイ○ラ面白いよね！！

よってお前は味方か！？

だがまったく違った

マ○クラ好きな人に悪い人はいないと思ってたけど、思い違いだったようだ(悲しい…(/_;))

彼はそのまま私を押し倒す

…は？

もしや私を解剖して売り飛ばそうと思っているのか！？

うえ～ん、助けて～！

…まぁ私神様だから全然大丈夫なんだけど

ニッ、と歯を見せて笑う彼

狂った瞳

zm「ほんと可愛い…俺だけ見ててな？」

『…あ、なるほど』

つまり君はヤンデレ…？

『いやヤンデレ大好きなんですけど！？神は何を望んでいるのですか！？』

いや私が神だけど

これが私と彼のファーストコンタクト