盗み_25 ページ26
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＿＿＿＿＿朝、起きる
隣の布団でスヤスヤと眠る包帯くんを起こす
コツは頬っぺたを強く抓ることだ。
そうすれば彼は 痛たっ…！、と小さく悲鳴をあげて起きる筈だ。
昨日の朝は其れで起きたから今日も起きる………筈
なんて少しの不信感を抱き乍ら未だぽやぽやとしている頭を抱えて隣の布団をバサッと思い切り捲る。
＿＿＿そこに包帯くんの姿はなかった。
なんだ、先に行っちゃったのか
そう思い乍らゆっくりと出勤の支度を始める。
寂しいなんて微塵も思わないよ？
本当だからね？？
起床時間が早いからか、全ての支度を整えた後にも未だ十分に時間が余っていた。
そう考えると包帯くんは相当早い時間に起きたんだなぁ 、と今更気づく。
時は悠々と過ぎ、時計の針がカチカチと出勤時間半刻前を示す。
『 却説、僕もそろそろ行こうかな 』
知らない鳥が枝の上で踊り、囀るのを眺め乍ら私は朝のヨコハマを歩いていた。
綺麗な声だなぁ……鳥になりたい 、
そうすれば宝石を盗むのに苦労なんかしないのに
そんなどうでもよく、どうにも成らない事を考えていると途端にヨコハマの空気に我を呼び戻される。
ヨコハマの空気と訊かれて例を挙げるなら、
＿＿＿ " 殺気 " だ 。
ここまで殺気の溢れる町は他の何処を探してもそうそう見つからない。
出勤
どちらにせよ、事を大沙汰にしたくはないな
私は最初からそこに向かうのが目的だとも云うように急な方向転換なく裏路地へと足を進めた。
「 ＿＿ " 羅生門 "＿＿＿ 」
自ら裏路地の奥へと進めば運悪くそこは袋小路で、
あ、拙い
気付いた時には既に敵に囲まれていた。
悪食の黒衣が背後から私の頬を掠める。
咳をしながら此方へ歩むは黒衣の青年唯一人
「 お初に御目に掛かる、
『 " ポートマフィアの
私の家をぶち壊した仲間であった。
.
〜 お喋り
敦 「 Aさんが来てから夜騒がしくなったね 」
鏡花 「 若しかしたら… 」
敦 「鏡花ちゃん、何か知ってるの？ 」
鏡花 「 部屋に虫が出たのかもしれない 」
敦 「 うーん、違うと思うけどなぁ… 」
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オズ - dGAzIwL2bmd18Yxさん» うあ…嬉しすぎるお言葉……ありがとうございます！！！頑張りますね！！！ (2022年7月13日 20時) (
レス) id: 1d6204a61d (このIDを非表示/違反報告)
dGAzIwL2bmd18Yx(プロフ) - もう、やべぇ、、（文才が天才過ぎて語彙力が4にました）面白過ぎます‼︎続編の更新も楽しみに待ってます (2022年7月11日 1時) (レス) @page50 id: d1624c287f (このIDを非表示/違反報告)
オズ - *深音*(みおと)さん» ああああありがとうございます！！最終回まで頑張って書きますね！！ (2021年8月18日 12時) (レス) id: bf4e4a8e9b (このIDを非表示/違反報告)
*深音*(みおと)(プロフ) - すっっごい好きです…(語彙力皆無)更新頑張ってください！ (2021年8月18日 0時) (レス) id: 2e41216803 (このIDを非表示/違反報告)
オズ - テレタビーズ教さん» ありがとうございます！！これからも良いものが書けるように頑張ります！！ (2021年8月4日 17時) (レス) id: 886aed0c44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オズ | 作成日時：2021年7月25日 18時
