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白石side
患者さんが運ばれてくる
緋山｢20代女性、骨盤骨折でFAST陽性
急性硬膜外血腫も起こしてるからここで開胸する。
あと名取頭のポータブル…｣
名取｢既にオーダーしてます｣
緋山｢へえ、やるじゃん。。
あ、白石ー藍沢呼べる？
あと開胸するからフォロー入って欲しい｣
｢分かった｣
緋山｢名取Aライン取って。あと、輸液全開で｣
(急性硬膜外血腫かあ、、)
PHSで藍沢先生に電話をかける
｢藍沢先生？今から来れる？｣
藍沢｢ああ、すぐ行く｣
｢ありがとう！｣
(とりあえず止血しないと、、！)
緊急オペを終えた藤川先生が入ってくる
藤川｢はー、緊急オペの次は骨盤骨折かよ！
緋山どんな感じ？｣
緋山｢骨盤骨折の方はそこまで酷くないから
とりあえずは止血する｣
藤川｢分かった、また呼んでくれ！｣
｢緋山先生、入る｣
緋山｢よろしくー｣
(んー、どこ、、見つからない…)
藍沢先生が入ってきて瞳孔を見ている
藍沢｢急性硬膜外血腫か、、
腹の止血したらすぐに緊急オペに入る
冴島いけるか？｣
冴島｢大丈夫です｣
(ほんとに見つからない…早くしないと、、)
緋山｢え、なんで見つかんないの？｣
｢んー、どう？見えそう？？｣
腸管を持ち上げる
緋山｢白石待って、そのまま…
あ、内腸骨静脈からだ。サテンスキー！｣
ｶﾁｶﾁ、、ｶﾁ
｢止まった…次は頭ね、、｣
藍沢｢オペ室運ぶぞ｣
purrrrr
(また、、？)
急いでホットラインに出る
白石｢はい、翔北救命センターです。
《筑波消防より受け入れ要請です。70代男性
くも膜下出血により意識レベル200
受け入れ可能ですか？》｣
(さっきの患者さんはオペに入ったし
落ち着いたから大丈夫よね。。)
｢分かりました、受け入れます。｣
緋山｢藍沢が緊急オペ入ったのに
くも膜下出血とかいけんの？｣
｢大丈夫。私たちこれだけやってきたんだから
横峯先生、雪村さん準備してくれる？｣
横峯、雪村｢分かりました！｣
(さあ、全員救うよ、、！)
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作者名：詩 | 作成日時：2020年1月6日 18時
