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緋山side
〜翌日〜
Aが意識を失って1日が経った
あのまま私はAのいるICUで
夜も寝てしまった
「まだ起きないの?もう朝だよ…」
手を握りながら声をかけるが
もちろん返事は返ってこない
「ほんと、寝るの大好きなんだから、、、」
とその時
ピク、、ピク、ピク、、、
(握っている手が動いた…)
そしてAの目が開く…
「え、A!A!聞こえる??
聞こえたらこの手握って!」
私の手を握り返してきた
「A、、、良かった…
あ、抜管して酸素マスクにするから
少し我慢してね」
A『ケホケホ…ケホ』
すぐに酸素マスクを付けてあげる
A『お姉ちゃん、、!
ごめん、な、さい。ナースコール押せなかった…』
「ほんと、何で押してないのよ、、、」
何故か涙が出そうになる
A『ははは、ごめんってば、、』
「もー、どれだけ心配かけたら気が済むのよ…」
(あ、それより点滴交換しないと)
「A、点滴交換するから冴島呼んでくるね
少し待ってて!」
A『うん!』
(あぁ、ほんとに良かった…)
そして冴島の元へ向かう
(あ、白石までいる、、笑)
「冴島ー、Aが目覚まして
点滴交換したいから来てくれる?」
冴島「え!Aちゃん目覚ましたんですか!!
良かった…分かりました。」
白石「あ!Aちゃん起きたんだ!!
良かったあ、、、
で、私は!呼んでくれないの!?笑」
「あ、白石居たの?笑
ごめんごめんー。白石も着いてきてよ」
白石「もー、緋山先生きらーい!!笑」
そう言いながら
白石も一緒に行くことになった
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作者名:詩 | 作成日時:2020年1月6日 18時