初陣・鍛刀・エトセトラ 2 ページ4
夢主サイド
胃痛が止まらない…。
おいおい審神者になる前に見た活劇のこんのすけと全然違うじゃねぇか…。
なんて日だ!くそぉやっぱり審神者なんかなるんじゃ無かった(´;ω;`)
山姥「なぁアンタ…その、なんだ、すまなかった…。敵を殲滅出来なかった…。」
布の隙間から見える美しい顔は少し歪んで、涙が溢れているようだった。
審神者からしたらそんな事どうでも良いのに…。刀剣男士が怪我をせず、折れずに帰ってきてくれたらそれで構わないのに…。
彼の正義感の強さに私も涙が溢れた。
ヤバイ…涙が止まらない。
山姥「おい…?アンタ何で泣いてるんだ…?」
山姥切は焦っているようだが私は涙が止まらない。
少し落ち着くと逆に恥ずかしくなってきた。
刀剣男士の前で、付喪神の前で大泣きするなんて…。
1人で悶々と考えていると山姥切が優しく頭を撫でてくれた。
山姥切を見ると赤い顔を布で隠しているすぐそばで桜がふわりと舞っている。
こん「あれは誉桜というものです!この桜が舞うのは誉をとった時のみなんですがこういう場合でも舞うのですね」
少し驚いた様子で私が気になる事をサラリと説明するこんのすけ。
実は手伝い札という物もあったらしいがこんのすけが説明し忘れたらしい。
まぁ、山姥切としっかり話す機会が出来てよかったのだが…。
山姥切の手入れが終わると次の戦への作戦会議が行われた。
まずは新しい刀剣男士(戦力)を得る為に鍛刀を行う事、刀装を作成し本体が傷つかない様にするガードを作る事。
さぁ、時間遡行軍に一太刀浴びせる為に
ここからがホントの勝負だ!
※作者コメント
いやぁ、更新サボった私を許して下さる方は果たしているのか…。
見てくださる方がいるのでしょうかねぇ?
.˚‧º·(°இωஇ`°)‧º·˚.
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作者名:結城もな子。 | 作成日時:2017年6月26日 17時