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「なんだよアル、そんなにしょぼくれて。あいつに振られるのはいつものことだろ？」
宣言通りのハンバーガーショップにて、アメリカもといアルフレッドに引きずられて安物の紅茶を啜るイギリス改めてアーサー。
身勝手な行動をされても起こりきれず、逆に頼られていると思ってしまうのは兄としての弱みなのだろうか。
いつもより二つほど少ないハンバーガーを頬張りながら、アルフレッドはため息をついた。
「うるさいな、おっさんは黙っててくれよ。」
「お前、一方的に人を連行しておいてそれはねえだろ…。
で？今回はなんでそんなにへこんでんだ？」
「別に…」
別に、ならわざわざ自分を誘うわけがないだろう、とアーサーはため息をつきながら紅茶を一口啜った。手元のハンバーガーは食べる気がないのか、一切手をつけてない。
「大体、あんなことしておいて好かれようとするその精神が俺にはわからねえな。平和を愛する中立国に戦争けしかけておいてよ。
ライヒスラントが戦争をしていたのは、それこそお前がお前になる頃だかなった頃までだ。ライヒスラントの海軍は双璧と呼ばれていて、あいつらは侵略するためではなく侵略させないために戦う。国としての相性は俺としても最悪だ。なんたって俺は世界を股にかけた大英帝国様なんだからな。
そもそも、独立する前だかした頃だか、ずっと想ってたんなら戦争になぜ巻き込んだんだ？嫌われることなんてわかってただろう。あいつは世界でいちばんの平和主義国家なん
「ああもう！うるさいんだぞアーサー！そんなことはわかってるんだぞ！
大体！第一次世界大戦で俺はちゃんとあの子を守っていたし、第二次世界大戦でもあの子にあれ以上の手を出してもない！あそこでどっちかに参戦してもらわなきゃ君やフランスが通路みたいに侵略したんだろ！！！それに」関税だってだいぶ下げて貿易してるんだぞ！！！」
「あ、ああ、わかった、わかったぜアル。一旦落ち着こう。」
ラッキーアイテム
アーサーが食べ逃したハンバーガー
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カレンデュラ - TARAKOさん» ありがとうございます！とても励みになります！ (2020年4月15日 11時) (
レス) id: 02bbab1095 (このIDを非表示/違反報告)
TARAKO - こんな遅い時間にすみません､､､カレンデュラさんのこの小説にハマりました！これからも更新頑張ってください!!応援しています!! (2020年4月15日 1時) (レス) id: 75c31c63dd (このIDを非表示/違反報告)
カレンデュラ - 桜さん» わざわざありがとうございます！頑張ります！ (2020年4月13日 22時) (レス) id: 02bbab1095 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 更新頑張ってください (2020年4月13日 16時) (レス) id: f4e7d9a45e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カレンデュラ | 作成日時：2020年4月12日 23時
