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今、君に JRside ページ50

JR「ありがとうございました〜」

メイクばっちりで鏡に映った自分の姿。

最近はアイラインを強くするより、アイシャドウを強めにするらしい。

いつも担当してくれるメイクさんも今日はちょっと気合いが入ってる・・・気がする・・・。

JR「よしっ」

静かな場所で、Vappでもしようかなーと思い席を立つ。

クリスマス最後のお仕事はMカのクリスマスコンサート。

今日は、メンバーの中で早めに準備が終わった。

携帯を鞄から取り出すためにしゃがみこむ。

MK「ジニョア」

不意に呼ばれた自分の名前。

振り返ると、準備を済ませていたマクヒョンが立っていた。

いつ見ても思うけど、マクヒョンは本当に完璧な顔立ちだなって思う。

MK「今・・・ちょっと話せる?」

Aのことなんだろうってことはすぐ気づいた。

「うん。大丈夫だよ」

前なら無理って断ってたけど・・・。

昨日、ジャクソンが俺に言ってくれたから。素直になれって。

ちゃんと聞くし、言わないと。

マクヒョンと俺はメイクルームから出て、自動販売機の前の長椅子に座った。

MK「Aのことなんだけど」

「うん」

突然マクヒョンが立ち上がって俺の前に立つ。

MK「ごめん・・・。全部俺が勝手にしたことなんだ」

MK「まだAのこと忘れられなかった。だからジニョンからAのこと聞いて・・・会いに行った」

少し上ずるマクヒョンの声。

俺は何も言わないでマクヒョンを見た。

MK「会って、俺、まだAのこと好きって思った・・・けど」

ヒョンと目があう。

MK「ジニョンが好きだって・・・A、言ったんだ。だから傍にいれないって」

一気に体温が上がる感じがした。

ドクンと脈が早くなる。

A。俺のこと好きなんだ。

どうしよう。嬉しすぎて死にそう。

高ぶる気持ちを抑えて、口を開いた。

JR「俺も、ずっとヒョンの話聞かないで勝手に決めつけて・・・ごめん。俺の方が謝らなくちゃいけないのに・・・」

そう言うと、ヒョンは笑った。

MK「今日、このライブ終わったら・・・会いに行けよ」

突然放たれた言葉に驚く。

でも・・・。俺はゆっくりと頷いた。

Aに会いたい。

会って、俺の気持ち伝えなきゃ。

JB「そろそろ行くぞ〜!!!!」

メイクルームからひょこっと顔をだして俺たちに言った。

MK「行くぞ」

ヒョンが俺の背中をたたいて、メイクルームに戻っていく。

ヒョン・・・ありがとう・・・。

ゆっくり深呼吸をして本番に向かった。

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作者名:milkypanda | 作成日時:2016年3月14日 15時

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