嫌な予感 MKside ページ29
部屋に入ると、ジニョンが誰かと電話していた。
予想するにこの前のLINEの相手だと思う。
シャワーを浴びて、ジニョンをもう一度呼びにいった。
電話は終わっていたみたいだ。
ちょっと気になって、LINEの話をしてみる。
JR「それがさ・・・」
ジニョンは俺に、いろいろと話してくれた。
JR「実は、今日、ステージ見に来てくれたんだ。」
ニコッって笑いながら言った。
・・・本屋の店員で、今日のステージに来てた・・・?
ふとAを思い出す。
Aも本、好きだったよな・・・。
嫌な予感が頭をよぎった。
あるわけないよな。そんなドラマみたいな展開。
でも、気になって名前を聞いてみる。
どうか、Aじゃありませんように。
そう、心のどこかで願っていた。
JR「名前?あぁ、Aさんって言うんだ。」
マジかよ・・・。そんなことあんの・・・?
「そっか」
それだけ?ってジニョンは笑った。
そして、そのまま部屋を出る。
座っていたジニョンのベッドにそのまま倒れ込んだ。
多分ジニョンはAが好きなんだ。
なんか、頭がいっぱいになってきた。
おもむろに立ち上がって、部屋に戻る。
でも、俺がその店に行ったら・・・?
またAに会える・・・?
辛いのか、嬉しいのか分からないまま自然と眠りに落ちていった。
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作者名:milkypanda | 作成日時:2016年3月14日 15時