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目の前に現れた人 ページ24

スジョンにジニョンさんのことを話したらスジョンはGOT7のファンだったらしく・・・

SJ「えーーーー!!!!」

大絶叫。

その後もずっと、いいなぁって言い続けていた。

そして、一緒にGOT7のカムバックステージ??に行くことに。

時間と場所はジニョンさんが教えてくれた。

会場の中ではファンの方達がすでに興奮気味。

SJ「さすががっせ・・・」

いつもは基本何にも動じないスジョンだけどこればっかりは驚いていた。

私たちは2列目の真ん中より。

スタッフさんたちがざわざわと動き始めた。

そろそろみたい・・・。

スタッフ「では行きまーす!!!3.2.1・・・」

一気に照明が暗くなった。

ファンの人たちの声もますます盛り上がる。

目の前のディスプレイにGOT7の文字。

ドキドキ・・・。

そして、音楽が流れはじめて。

ステージの下から7人が上がってきた。

まだ照明が暗くて顔が見えない。

SJ「ヤバイんだけど!!!」

スジョンが大きな声で言った。

そして。

「キャーぁぁぁぁ!!!!!」

照明が色とりどりに光出した。

はっきりと7人の顔が見える。

センターにいたのはジニョンさん。

いつもは落ち着いて、大人なイメージだけど、さすがアイドル。

キラキラした笑顔でファンの人たちに手をふっていた。

大きな音楽と、歓声でドキドキが止まらない。

彼を見るまでは・・・。

『え・・・』

私の小さな声は誰にも届いていない。

一気に視線が彼に止まった。

『マーク・・・?』

髪型も服装だって全然違う。

だけど

私の知ってる笑顔。声。

私が一番大切だった人。

嘘でしょ・・・。なんでここに・・・。

すると、マークと目があった気がした。

そらしたいのに彼から目が離すことができない。

二度と会わないはず・・・だった。

こんなところで会うなんて。

『なんで・・・』

目に浮かぶ涙を必死にこらえているうちにGOT7のカムバックステージは幕を閉じた。

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作者名:milkypanda | 作成日時:2016年3月14日 15時

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