孤独少女 ~脱獄劇~

龍太郎 ページ35

涼介side


送信っと。


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あのまま俺たちは月城の家に向かった。


一応龍太郎に月城の家の住所をメールで送っといた。


もしかしたら、気が変わるかもしれないし。


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貴「ここだよ。」


え？！


ここ？！


お城じゃね？！


慧「これで一人暮らし…？」


貴「そうだよ？」


大「寂しくないの？」


貴「んー、寂しくないかな。寂しいって思っても頼れる人なんて誰もいなかったし…(笑)」


大「あ、ごめん…。」


貴「いいよいいよ。気にしないで＾＾家に入ろっか。」


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龍太郎、やっぱ来ないか…。


貴「山田くん、どうしたの？」


涼「え？ううん！何でもない。」


龍太郎のこと気にしてたなんか言ったら、月城気にしそうだしな(..;)


ていうか、山田くんって言った？


俺たちのこと認めてくれてから、なんか性格が丸くなったな。


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光「おぉ、来た来た！」


涼「なんで光くんがくつろいでるの(^_^;」


貴「みんなもくつろいでくれてていいよ＾＾」


侑「お言葉に甘えて♪」


宏「月城、名前呼び捨てでな＾＾」


貴「え？」


宏「その方が呼びやすいだろ。」


貴「いいの？」


慧「おっ慧☆」


貴「あはは(笑)わかった。呼び捨てにする！だから、みんなも呼び捨てにしてね？」


侑「やったー♪」


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龍太郎、認めてあげたらいいのに。


月s…Aだって普通の女の子だよ？


ただ素直になれないだけで。

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