孤独少女 ~脱獄劇~

嫌だ ページ31

龍太郎side


なんだよ。


なんでみんな、あんなやつのために。


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ピーンポーン


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涼「俺、出てくる。」


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ガチャ


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龍「あ…。」


裕「圭人！大丈夫だった？！」


圭「なんとか…。」


入ってきたのは、息切れした圭人くんだった。


雄「月城は？」


圭「あれ？…あ(笑)そんなとこにいないで早くこっちにおいでよ(笑)」


貴「お、おじゃまします…。」


ギュ


貴「わっ//？！」


侑「良かった、無事で。」


貴「…っ……(泣)」


侑「わわっ？！ごめん！」


貴「違う(泣)あったかくて(泣)」


侑「ふふっ、そっか♪」


あーあ、泣いちゃって。


あんなこと言っといて、いきなり態度変わりすぎ。


光「あ、月城、俺たちからの提案なんだけど、一緒に住まない？」


貴「え？」


宏「俺たち、月城を救いたいんだ。だから、何かあったときのために一緒に住んだらいいんじゃないかって。」


俺、嫌だって言ったのに。


貴「気持ちは嬉しいけど。」


慧「まだ信じれない？」


貴「そうじゃなくて…。」


涼「え？！信じてくれてるの？！」


貴「うん//私なんかのためにここまで考えてくれてるから、信じてみよっかなって。」


圭「ありがとう！」


貴「でも…迷惑はかけられないから。」


侑「迷惑なんていくらでもかけてくれていいよ！仲間なんだから。」


貴「仲間…。」


圭「ね？言ったでしょ(笑)？」


貴「うん(笑)」


全「あ…！！」


貴「？」


全「笑ったーーー！！」


雄「かわいい♪」


貴「か、かわ…//」


光「顔真っ赤(笑)」


侑「ね？一緒に住もうよー♪」


貴「いいよ♪」


大「ほんと？！よっしゃー！！」


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龍「俺は絶対嫌だから。」

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