私であり、僕でもある大冒険 その2♪ 【ぼくらシリーズ】

-健康志向- ページ8

相原)そうだ。
今日夜に、集まるから、一応歌那谷にも言っておいてくれ。
来ても、来なくても良いからw


神尾)了解でーすw


バタン


菊地)神尾も来るのか？


相原)事情を知ってしまった以上、あいつは協力したがると思うからな。
ヘタに止めるより、その頭の良さを俺達の中で生かして欲しいんだ。
何か思いつく事があるかもしれないだろ？


菊地)可能性は少しでも多くしといた方が良いって？


相原)そんなんじゃねぇよ。
純粋に、あいつらに仲間になって欲しいんだ。
Aが帰って来た時にも、一番情報が入りやすいから、歌那谷も反対はしないと思う。


菊地)そっか。
それもそうだな。


相原)Aは絶対不満そうな顔するだろうけどな。


菊地)宇野は…どっちでも良いとか言いそうだな。


相原)あいつはAしか見てないからな。


菊地)も〜、罪な奴だな〜w


相原)いないと滅茶苦茶寂しそうにする癖にw


菊地)うっせw


相原)じゃあ、また夜にな。


菊地)了解w


そして、俺達は別れた。


-その夜-


英治は食事をすますと相原の家に出かけた。


出掛ける時詩乃から、


詩乃)いい加減にしなさいよ。


と言われた。


人の苦労も知らないで。


｢五月蝿い！｣と、怒鳴りたい衝動をかろうじて抑えた。


相原の家には、安永、柿沼、中尾、久美子が来ていた。


純子の姿が無い。


神尾)すいません、まだ間に合いますか？


神尾がやってきた。


歌那谷の姿はない。


相原)歌那谷は？


神尾)あ、俺の肩にカメラあるでしょ。
一応、行きたがってはいたんですけど、全然食事取ってないから、やつれた姿は見せたくないって、これで様子は見るからってw
仕方なしに、夕飯だけ作って、俺が代役で出てきましたw


相原)歌那谷には、聞こえてるのか？


神尾)一応聞こえてます。


その時、声が聞こえた。


歌那谷)とりあえず、始めて下さい。
情報聞いたら、寝るから。


神尾)お前はちゃんと夕食食ったんだろうな？


神尾が肩からカメラを外して、机に置き、それに向かって話しかける。


歌那谷)あぁ、ちょっと肩から外すと、目線が下がる！


神尾)夕食は？


歌那谷)た、食べたよ…。
でも、6時に夕食て！
健康志向か！


神尾)宜しい。


歌那谷)ん〜…。


神尾は肩にカメラを付け直すと言った。


神尾)話をどうぞ。
先輩w


菊地)純子はどうした？


相原)木下んちの近くで、ガキ達のリモコンやってるよ。
何かあったら連絡くれる事になってるんだ。


＊


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