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-あ、発見☆- ページ18

しばらくした所で下に降ろされると、腕に何かを取り付けられてそのまま人の気配が無くなった。


此処は何処だ?


何でこんな所に連れて来られた。


誰かの寝息が聞こえた。


意外に近くだ。


腕枷が邪魔で移動できない。


俺はそこで、目を開ける事に成功する。


キョロキョロとあたりを見回していると、端っこの方に宇野が見えた。


その後ろの折にはAと思われる金髪が見える。


安永)宇野!
おい、起きろ!


俺が大声で呼びかけると、宇野が眠そうに起き上がった。


宇野)ん〜?


その向こうでAも起きたみたいだ。


貴)んっ…。
五月蝿い…。
何時だと思ってるの…。((ゴシゴシ…


宇野)あ、安永!


貴)秀明も五月蝿い…。
あ、安永。
ちょ、秀明、(腕枷)取ってあげなよ。


宇野)うん。


宇野がこちらに走って来て、腕枷をとってくれた。


俺は自由になった。


貴)ごめん、なんか僕ちょっと分断されちゃってそっちに行けないんだ。


そう言ったAの方に行くと、確かに丈夫な鉄格子が間に設置されている。


宇野)安永の分の布団もあったよ〜。


宇野がそんな事を言いながら、俺の分の布団を運んで来る。


安永)一体此処は何処なんだ?
どうして、こんな所に閉じ込められてるんだ?


貴)ん〜、話すと結構長いんだよねw


木下)此処はアルラと言う神を崇める場所さ。
此処はその地下牢。


気が付くと、外に木下。


安永)木下。
こりゃあ、どういう事だ。


木下)君達2人は、宇宙船に乗ってアルラ星で新しい人類を築く子供になるんだ。


安永)2人…?
Aは?


木下)Aは、此処で僕と一緒にいるの。


貴)((ハァ… この調子だから参っちゃうよ。


Aは何を言っても無駄だと言う様に首を振った。


宇野もため息をついている。


木下)ね、A。
此処から逃げようなんて無駄だよ。
ね?


貴)あぁ、確かに。
今の僕では無理かもな。


安永)弱気だな、俺がいるじゃんかよ。


宇野が俺を止める。


何か言いたいけど、今は言えないみたいだ。


俺は黙った。


木下)此処から抜け出すなんて、ムリだよ。
Aは永遠に僕の物だし、君達はアルラ星へ飛び立つんだ。
じゃ、また明日ね。


貴)…お休み。


木下)お休み〜♪


木下はそのまま上へ去った。


安永)で、宇野。
本当に抜けだす方法はないのか?


宇野は俺を放すと、ぽつりと言った。


宇野)一応、ない事もないんだけど、でも、歌那谷君が気付いてくれるかな。





次へどうぞ→

-歌那谷の様子-→←-安永の家-



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紺藍堕天使ラミア - 紫音さん» ………………(<・>ω<・>)ハッ! おや?猫(ラミアの様子が((ry なんと!猫(ラミア)はラミアに進化した!← よっし歌那谷くん!お姉さんと一緒に遊ぼうZe★( ^言^)ノシ 猫化ジュース飲みやがれぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!! (2015年7月3日 22時) (レス) id: 531af3ab55 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 紺藍堕天使ラミアさん» 歌那谷)おいおい、Bボタン押すなよw 神尾)面白いから良いだろw 紫音)あれ?なんか色が変わってない?人間ぽい色に変わってきたような…。(毛の色が) 歌那谷)あ、ごめん。神尾がなんか混ぜたな。 神尾)うんw((清々しい笑顔 丁度傍に猫化ジュースがあったのでそれをw (2015年6月26日 18時) (レス) id: 5581d51748 (このIDを非表示/違反報告)
紺藍堕天使ラミア - ペロッ……………(<・>ω<・>)ハッ!! おや、猫(ラミア)の様子が………← {中略} なんと、猫(ラミア)はラミアに進化していない!← (2015年6月26日 17時) (レス) id: 531af3ab55 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 紺藍堕天使ラミアさん» 歌那谷)さぁ、この紫色のジェルを飲めば元に戻るよ((笑顔 神尾)あれ、さっきまで液体だったのに…。 (2015年6月11日 15時) (レス) id: 5581d51748 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 紺藍堕天使ラミアさん» 歌那谷)ちょ、爪引っ掛けないでよ、痛いなぁ。 紫音)歌那谷をめちゃくちゃ目の敵にしてるみたい…。 神尾)チラ…((ジト目 歌那谷)はいはい、元に戻せばいいんでしょ、戻せば。 (2015年6月11日 15時) (レス) id: 5581d51748 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫音 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shionn/  
作成日時:2015年2月16日 17時

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