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10 D side ページ10
arioka side
紗奈「ねえ、大貴、Aさんのこと、どう思ってるの?」
俺の家で2人きりでいるとき、唐突に聞いてきた紗奈。
大『なんだよ急に。あいつは、ただの同僚だけど?』
紗「そう、なんだあ。…なんか、Aさんと話してる大貴って、顔赤くなってて…なんか好きなのかなって、思ってたから。」
大『ふ、勘違いだよ。(笑)』
紗「それなら安心した!」
いや、案外勘違いではないかも知れない。
実際にAの前に立つと、何故だかドキドキしてしまう。
…紗奈といる時とは違った、ドキドキ。
この前、居酒屋からAが男の人と一緒に出てきた時に感じた、モヤモヤ。
…やっぱり、好き、なのか______
俺には紗奈がいるのに??
動揺を隠すように、テーブルに置いてあったコーヒーに手を伸ばし、一口飲んだ。
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作者名:りりあ | 作成日時:2022年11月29日 16時