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4 勇気 ページ4
次の日。
仕事を定時で切り上げると、有岡もちょうどやっていた作業が終わったらしく、タイムカードをきった。
大『お疲れ様でしたー』
オフィスから出て行く有岡を追いかける。
「あ、有岡っ!」
呼び止めると、ぴたりと止まり、ん?と振り返る。
「話したいことが、あって。あの…ここじゃあれだから…
今から、飲みに行ける?」
大『うん、わかった。』
そして、行きつけの居酒屋にきた私と有岡。
大『で、話って、なに…?』
言うんだ。自分の中の勇気の兵士たちを奮い立たせて。
宏太の言う通り、早くしないと、紗奈ちゃんに奪われてしまうかもしれない。
ようやく、口が開いた。
「あの…ね、わたし、有…岡が、好き、なの。。」
声は震えていた。
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作者名:りりあ | 作成日時:2022年11月29日 16時