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13 優しい温もり ページ13
仕事がなかなか終わらず、残業していたら、時計の針は10を指していて。
「もうこんな時間かあ、、」
急いで仕事を片付けて、出た時間は22時半。
だいぶ遅くなってしまった。
駅まで歩いていると。
✳︎「お姉さん、仕事帰り?」
「…そうですけど。」
✳︎「よかったら俺たちに付き合ってよ。」
「ごめんなさい、急いでるんで。」
ああ、夜はやっぱり怖い。
変な男の人に絡まれて、最悪。
✳︎「ちょっとだけ。お願いだよ。」
私の右手首を掴んでくる男。
…気持ち悪い。お願い、誰かたすけて。。
…ありおか。
大『ごめんなさい、こいつの同僚です。怖がってるんで、絡まないでもらえますか?』
優しくて落ち着く温もりに包まれたと思った、ら。
聞き慣れた声が、上から降ってくるから。
✳︎「ちっ」
有岡のおかげで、男は去って行った。
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作者名:りりあ | 作成日時:2022年11月29日 16時