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プロローグ ページ1
新世界の海を散歩していたら、人間の男の子が溺れていた。
助けて上げなきゃ。
お母さんとお父さんは人間は怖くないって言ってたけど、友達の話を聞くとやっぱり少し怖いかな。
それでも何故か、私はその子を助けた。
人魚で子供の私じゃ、彼を陸に上げてあげることしか出来ない。
息はちゃんとしてるから陸に上げたら歌を歌った。
早く目を覚ましますようにって願いを込めて。人魚の歌声は特別だってお母さんが言ってたわ。
そして私は、何事もなかったかのように深海まで潜り魚人島へ帰った。
これが私の昔のお話。
おとぎ話みたいで素敵でしょう？
助けた男の子が王子様で、いつかその子と結ばれて幸せになる…なんて思ってたわ。
昔はね…。
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めぃ(プロフ) - 頑張ってください！ (2018年5月4日 14時) (
レス) id: 8f3fee784f (このIDを非表示/違反報告)
めりも - こういう小説大好きです。更新頑張ってください。 (2018年4月14日 11時) (レス) id: 9650200172 (このIDを非表示/違反報告)
桃の缶詰っておいしいよね - とても面白いです！編集頑張ってください！ (2018年4月6日 14時) (レス) id: 8c622c3593 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一ノ瀬一樹 | 作成日時：2018年4月3日 3時
