偽愛ｹﾞｰﾑ。((西畑大吾))

#.7 ページ8

学校を出て、


取り敢えず西畑くんの後ろを歩く。



学校から遠ざかると、



大「手、繋ご。はぐれたら嫌やし」



躊躇する私の手を握って、



歩いて歩いて…



とあるショッピングモールへ。



大「あんな、Aちゃんに似合いそうな服、見つけてん」



嬉しそうに進む西畑くん。



着いたのはガーリーな洋服屋さん。



花柄のワンピを私に当てて、



大「これやな」



一人納得し、レジで会計してるみたい。



…このまま、買ってもらっただけじゃあかんと思って、



隣の雑貨屋さんへ。



何だか羽をモチーフにした、シルバーのキーホルダーを見つけ、



プレゼント用に購入。



大「はい、これ、今度着てな？」



会計が終わった、ワンピをくれた。



『あと、私からも…』



キーホルダーを渡すと、



にっこり嬉しそうにして、



大「大事にする」



そう言ってくれた。

#.8→←▼作者より▼

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