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遠退く意識の中で、
あの人の声がする。
大「…A、A」
『だい、ご…くん?』
大「よかった…よかった…」
そう言って私を抱きしめる。
『助けてくれたん…?』
大「…廉と一緒に、な」
『え…?』
大「葵、廉に告ったらしいねん。
けど、Aに酷い事したお前とは付き合えないって、
断ったらしい。
そしたら、葵、激怒したらしくてな、
…Aを殺るって」
『そっか…』
…廉を好きになった事、
間違いじゃなかったな。
大「その話をな、廊下で会った別のクラスの子に聞いて、
廉に電話して。
手伝ってもらったんや」
『ありがと、大吾くん…』
そう言うと、
大吾くんはまた私を抱きしめる。
大「A…?」
『ん?』
大「まだ、廉が好きか?」
『ううん、
いつも先回りして、
私に気を遣ってくれる、
大吾くんが好き…』
大「…ありがとな」
大「これからも彼女で居てくれる?」
『はいっ』
私から離れ、優しく微笑んだ彼は、
私に優しく口付けをした。
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?神西柊毅?*神ちゃん*(プロフ) - 西畑まにゃー。さん» いえいえ (2014年7月29日 20時) (レス) id: eacaa9f450 (このIDを非表示/違反報告)
西畑まにゃー。(プロフ) - 沙羅さん» ありがとうございます(*^^*)ご期待に添えるよう頑張りますねっ (2014年7月29日 20時) (レス) id: 49fcae725f (このIDを非表示/違反報告)
沙羅 - 3がいいです。楽しみにしています。 (2014年7月29日 18時) (レス) id: 1627ef8ae6 (このIDを非表示/違反報告)
西畑まにゃー。(プロフ) - あーさん» ありがとうございますっ楽しみにしててください(^^) (2014年7月29日 14時) (レス) id: 49fcae725f (このIDを非表示/違反報告)
あー - 1がいいです♪続き楽しみですネェ~~(´∇`) (2014年7月29日 13時) (レス) id: d00f39941c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:西畑まにゃー。 | 作成日時:2014年7月19日 20時