偽愛ｹﾞｰﾑ。((西畑大吾))

#.27 ページ28

葵ちゃんについていくと、




体育館裏にきた。




そこには葵ちゃんの仲間が、




4人居た。




葵「あんた、何なん？」




『え？』




葵「え？じゃないわよ！」




女1「葵の彼氏奪って、何とぼけてんねん！」



「そうよ！」「何様！？」と




葵ちゃんの女友達からの罵声。




『…奪ったのは、そっちが先やんか…』




葵「何よ」




『廉を先に奪ったのは、あなたじゃない！』




葵「うるさい！…あんたたち、殺りな！」




この声を合図に、




水をかけられて、




地に押し付けられて、




お腹を蹴られ、




髪の毛を引っ張られて…




起き上がれなくなった私を無理矢理起こして、




葵「あなたは、大吾も、廉も、二人の心奪ったの！」




首を絞める。




葵「あんたが、あんたがいなければ…！」




首がさらに圧迫される。




意識が遠退く。




苦しい…。




助けて…




誰か、助けて…

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