偽愛ｹﾞｰﾑ。((西畑大吾))

#.23 ページ24

西畑くんに告白された。




私はそれを承諾し、




西畑くんと付き合うことにしたんだ。




…終わらせなきゃ。




そう思い、西畑くんに隣にいてもらい、




廉に電話をかける。




廉「…もしもし」




ワンコールで出る。




『私。』




廉「ん、何や」




『…終わりにしよ』




『別れよ、廉』




ずっと好きだったんだよ。




いつしか離れたｺｺﾛは戻らへん。




『幸せに』




相手の答えを聞く前に電話を切る。




…終わった、




大「…辛かったやろ？泣いてええんやで」




『平気。…それより、疲れたなぁ。』




すると、




大「…寝よ、」




『へ？』




大「ほら、おいで」




腕枕を強制的にやる。




だけど、




ふわっと香る彼のにおいは、




安心する優しいもので、




気がついたら、




私たちは一つのベットで寄り添いながら、




眠りについた。

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