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航「もしかして希空ちゃん…前に元太って男の子を事故から助けたくれたっていう嬢ちゃんか?」
『……あぁ…そんな事もありましたねぇ』
研二「ちょ、ちょっと待って…希空ちゃんってさ……宝石店強盗の犯人に人質にされて返り討ちにしたことある?」
《返り討ちって…》
『まぁ、日本に来てすぐにそんな事がありましたけど…』
陣平「おいおいマジかよ…返り討ちって…
…」
研二「美和子ちゃんが米花町に強い女の子がやって来たって言ってたけど…その子って希空ちゃんじゃない?」
陣平「あー、そーいやぁ佐藤がそんなような事言ってたな」
『えー…』
航「噂の女の子は希空ちゃんだったのか…」
『噂って…』(苦笑
陣平「空手とか習ってんのか?蘭みてぇに」
『空手はちょっとかじってただけですよ…本命は截拳道です』
研二「えっ、截拳道やってるの!?」
『お父さんに教えてもらったんです…アメリカは物騒だからって』
航「そうか…アメリカから来たんだったな」
研二「降谷と希空ちゃんってどっちが強いんだろ?」
『そりゃあ零兄ですよ?流石に勝てっこないです』
希空は以前殴られた顎を擦りながらそう答えた
カランカラン
『あっ、蘭!おかえり〜』
蘭「ただいまぁ」
帰ってきた蘭は何故か疲れている様子だ
『ん?蘭はどうした?』
研二「疲れているようだけど…」
蘭「お父さんが全く話を聞いてくれなくて…写真見てハイテンションでそのまま東都水族館に…」
『あー、お疲れ様…』(苦笑
研二「それは大変だったね…」(苦笑
《まぁ、キュラソー美人だからね…》
ブーブー
またもや誰かの携帯が鳴った
航「ん?高木じゃねぇか…」
次は航らしい
航「ちょっと出てくるな」
陣平「おう」
航は外へ電話をしに行った
研二「蘭ちゃんは希空ちゃんが截拳道やってる所見たことある?」
研二が目をキラキラさせながらそう聞いた
蘭「ありますよ!やられた犯人が可哀想でした…」(苦笑
『待って、それだけは蘭に言われたくない』
陣平「ぶっちゃけ誰が1番強ぇんだ?」
蘭「うーん…わからないです」
『園子のボーイフレンドじゃない?』
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かくれんぼ
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