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『そういえばスマホ以外になにか持ってたりしなかったの？』
コナン「あぁ、それならこんなの持ってたぞ」
そう言ってポケットから出したのは
『単語帳？』
緑、オレンジ、白、青、赤といった半透明の単語帳を取り出した
コナン「これが一体何なのかさっぱりなんだよな」
『うーん、なんだろうね…一応写真撮らせて』
コナン「おう」
ｶｼｬ
『よし、ありがとう…それじゃあ、また何かあったら連絡してね』
私はそれだけ言って工藤邸に入っていった
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園子「アンタ達、感謝しなさいよー！！」
元太 光彦 歩美「「「『は〜い！！』」」」
夕方になったため東都水族館にやって来た
園子「えっ、希空も乗るの？」
『ずっと乗りたかったんだよね〜』
蘭「でも、高所恐怖症じゃなかったけ？」
『え？』
園子「ベルツリーの時そう言ってたじゃない」
『あー』
《そういえば、そんなテキトーなこと言った気がする…》
『な、なんか治ったんだよね〜』
今回もテキトーに誤魔化そう
園子「あら、そう」
蘭「それじゃあ、この子達希空に任せちゃっていい？」
『全然大丈夫〜』
なんとかその場を凌ぎ、添乗員のお姉さんの案内の元私は子供達と共に観覧車へと向かった
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光彦「観覧車に乗ってるのボク達だけですよー！」
元太「貸し切り♪貸し切り♪」
現在私達は貸切状態の観覧車に乗っている
『そういえば、なんでもう1回観覧車に乗りたかったの？』
歩美「元太君の元気がなかったんだ〜前に水族館で会ったお姉さんと話せなくなっちゃって…」
『あっ、それで元気になってもらおうと…』
《なんて友達思いのいい子達なんだろうっ》
私は思わず感動してしまった
すると
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
歩美「希空お姉さん！携帯鳴ってるよ？」
『あぁ、私か…』
感動していて自分の世界に入っていた私を歩美ちゃんが連れ戻してくれた
画面を見ると
《コナン君じゃん》
しかも、何回かの不在着信が来ている
『もしも─』
コナン“出るの遅せぇよ！何回も掛けてんだぞ！”
コナン君が荒れている
『ごめんごめん、たぶん外がうるさくて気づかなかったんだわ。んで、どうしたー？』
コナン“キュラソーが持っていた単語帳の謎が解けたんだ！とりあえず、急いで東都水族館に来てくれ！”
『えっ、もうい─』
ﾌﾟｰﾌﾟｰﾌﾟｰ
『あっ……』
電池切れだ
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