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コナン「知ってること全部話すんだ」
『えー』
ブーブー
突如私のスマホが鳴った
《お母さんからだ…》
『出ていい?』
コナン「あぁ」
ピッ
『もしもし?』
朱里“あっ、希空今大丈夫かしら?”
『大丈夫だけど…コナン君いるよ』
朱里“コナン君にも聞いてほしいから大丈夫よ〜”
『ん、おけ』
私とコナン君は蘭や蘭パパに聞かれるとまずいと思い、屋上に移動した
コナン「朱里捜査官どうしたの?」
朱里“今日、東都水族館で記憶喪失の女性に会ったわよね?”
コナン「うん…会ったよ」
朱里“少しその事で話したいことがあるから明日希空と一緒に来てくれない?場所は後で送るわ”
『おけーい』
朱里“電話だと説明しきれないからね”
『ねぇ、そこに秀さんいる?』
朱里“いるけどジェイムズと話してるわ”
『それじゃあ無理しないでねって言っといて〜』
朱里“わかったわ!希空が『愛してる♡』って言ってたって伝えとくわねっ!”
『待て待て待て色々と違う…いや、別に違わないけど…』
朱里“お母さんに任しときなさい!”
それだけ言うと電話を切ってしまった
『はぁ…最悪だわ』
コナン「あはは…ドンマイ」(苦笑
『てか、あんま屋上に来た意味なかったね』
コナン「まぁ、たしかに…それより希空は記憶喪失の彼女のこと知ってんのか?」
『知ってるけどそんな詳しくは知らないよ…記憶喪失になったのはたぶん私達のせいだけど….』
コナン「何があったんだ?」
『昨日色々あって彼女と秀さんと透兄でカーチェイスをしてたの。そしたら彼女の車が工場に落ちてドカーン!ってね』
コナン「なるほどな…」
『昨夜の大規模停電はそのせいだよ』
コナン「原因がニュースになっていないのは公安の力ってわけか」
『まぁ、大方そうだろうね』
私達はそれだけ話すと部屋へと戻った
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