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園子「そういえば、明日東都水族館がリニューアルオープンされるわね」
学校からの帰り道、園子がそう言い出した
『東都水族館?…行ったことないなぁ』
真純「ボクもないなぁ…」
蘭「それじゃあ、今度一緒に行こうよっ!観覧車にも乗りたいし…」
『水族館なのに観覧車あるの?』
園子「世界初の二輪式大観覧車が建てられたのよ?」
『二輪式大観覧車……』(苦笑い
《いくらなんでもデカすぎるでしょ…》
園子「もちろん鈴木財閥も手掛けたんだから…最っ高の観覧車っ!!」
『なるほどねぇ…にしても、水族館に観覧車か…』
園子「どうかした?」
『あっ、ううん…何でもないよ』
《なんかモヤモヤすんだよねぇ…事件でも起きるのかなぁ………》
真純「コナン君も一緒に行くのか?」
蘭「コナン君は明日、少年探偵団のみんなと博士で行くみたいだから…」
真純「そうかぁ……」
蘭の言葉を聞いて明らかに真純は落ち込んでいる
《コナン君…いや、新一は真純にとって魔法使いだもんね……》
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『ただいまー』
秀一「おかえり」
『あれ?何で秀さんなの?』
希空は出迎えた秀一を見て目を丸くした
秀一「こちらでは不服か?」
『いや、そうじゃなくて…いつもは夜遅くに変装解くのになぁって……』
秀一「まぁ、これには訳があってな…それと話がある」
『…?とりあえず荷物置いてくる』
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『で、話って?』
秀一「…実は水無怜奈から連絡があってな……まず、水無怜奈は知ってるか?」
『コードネームはキール…組織に潜入調査してるCIAでしょ?なんて連絡来たの?』
秀一「あぁ…今夜ラムの腹心が警察庁に侵入するらしい……」
『ふーん………って、えっ!?それかなりやばくない?』
秀一「恐らく奴の狙いは
『それって確か……世界中のスパイのリストだよね?』
秀一「あぁ…」
『もし、それが盗まれたら世界中がパニックに……ウォッカ達が話してたのはこの事だったんだ…』
秀一「…俺は侵入する奴を捕まえるために警察庁を見張っておくから夜は1人になるが……大丈夫か?」
『大丈夫!!……………じゃないかも…』
《この広い家に1人は怖い……》
秀一「だろうな…なら、ついてきてくれ」
『うん…でも、死にそうになる事とかやめてね?』
秀一「………善処しよう」
『何その間っ!?』
秀一「俺が守ってやるから安心しろ…」
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