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.199. ページ49

秀一(ホォー…俺に嘘をついていたのか…)


秀一「帰ったらどういうことか問い詰めるとするか…」


そう言ってニヤリと笑ったが


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秀一(遅いな……)


時計は19:00を指しているが希空はまだ帰って来ない


秀一(発信機の方はここに向かっているが…)


秀一「………!!」


秀一は先程見つけた写真や手紙のことを思い出した


秀一(あれを見る限り希空はストーカーされているのだろう…もし、襲われたとしても普段のあいつならきっとどうってことない……だが…)


脳裏に風邪でフラついてる希空の姿が浮かび上がった


秀一(まずいな……)


急いでスマホを取り出し、希空に電話を掛けることにした


プルルル プルルル


希空“もしもし…”


秀一「おい!!今どこだ!?」


柄にもなく焦った声で問い掛けた


希空“……通学路にあるコンビニの近くの細い通りだけど…”


秀一(あそこか…人通りが少ないな……)


秀一「なら迎えに行くからコンビニで待ってるんだ…」


希空“いや、別に大丈夫なんだけど…”


声からして全く大丈夫そうではない


秀一「お前今風邪引いてるだろ?倒れたら困る…それに……」


『なに?………あっ』


“今ストーカー被害に遭っているだろう?”と言おうとしたが希空の声に遮られた


秀一「おい、どうした?」


『一旦切るね』


秀一「おい!!」

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作者名:クォーター | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年6月3日 21時

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