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秀一(ホォー…俺に嘘をついていたのか…)
秀一「帰ったらどういうことか問い詰めるとするか…」
そう言ってニヤリと笑ったが
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秀一(遅いな……)
時計は19:00を指しているが希空はまだ帰って来ない
秀一(発信機の方はここに向かっているが…)
秀一「………!!」
秀一は先程見つけた写真や手紙のことを思い出した
秀一(あれを見る限り希空はストーカーされているのだろう…もし、襲われたとしても普段のあいつならきっとどうってことない……だが…)
脳裏に風邪でフラついてる希空の姿が浮かび上がった
秀一(まずいな……)
急いでスマホを取り出し、希空に電話を掛けることにした
プルルル プルルル
希空“もしもし…”
秀一「おい!!今どこだ!?」
柄にもなく焦った声で問い掛けた
希空“……通学路にあるコンビニの近くの細い通りだけど…”
秀一(あそこか…人通りが少ないな……)
秀一「なら迎えに行くからコンビニで待ってるんだ…」
希空“いや、別に大丈夫なんだけど…”
声からして全く大丈夫そうではない
秀一「お前今風邪引いてるだろ?倒れたら困る…それに……」
『なに?………あっ』
“今ストーカー被害に遭っているだろう?”と言おうとしたが希空の声に遮られた
秀一「おい、どうした?」
『一旦切るね』
秀一「おい!!」
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