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.198. ページ48
《や、やばい…！！》
希空は必死に抵抗したが熱に侵されていることもあり、力が入らない
《2人組とか…反則…でしょ……》
そのまま希空は意識を失った
––––––––––––––––––––––––––––––––––––
秀一(希空は大丈夫だろうか？)
風邪を引いるのにも関わらず大丈夫だと言って、学校へ行ってしまった希空を秀一は心配していた
秀一(どこか倒れても大丈夫なように発信機は付けておいたが…)
希空は風邪のせいで、いつもなら気付く発信機に気付かないで登校したらしい
秀一(そういえば、あいつに最近送られてくる手紙…本当にラブレターなのか？)
秀一はラブレターにしては分厚過ぎではないかと疑問に思っている
秀一(よし、少し見てみるか…本当にラブレターなのであれば見なかったふりをし、もし違うのであれば……あいつを問い詰めようとするか)
希空の部屋へと行き、色々と探っていると
秀一「……あれか」
ゴミ箱に捨ててある手紙らしきものを見つけた
秀一(普通ゴミ箱に捨てるか？)
ゴミ箱から取り出して中身を見てみると
秀一「！！…これは……」
中身には希空の写真が大量に入っていた
そして写真の裏にはメッセージが書かれており、もうひとつの封筒には手紙だけが入っていた
秀一(ホォー…俺に嘘をついていたのか…)
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