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『お母さん…』
秀一に見惚れている朱里を見て、思わず溜息をこぼしそうになった
朱里「まぁ、もちろん私の王子様は…翔だけどね♡」
『はいはい…わかったから、運転に集中して〜』
希空は適当に朱里の言葉を流し、いつでも拳銃を使えるように手袋を装着した
秀一「5秒だキャメル…」
キャメル「え?」
秀一「このカーブを抜けた先に200mのストレートがある…5秒間ハンドルと速度を固定しろ…このくだらんチェイスにケリをつけてやる…」
キャメル「りょ、了解!!」
《ホント、赤井さんってとんでもないこと思いつくよねぇ》
ジョディ「─っていうか、あんたどこで何やってたのよ?何で車に乗ってるわけ!?」
『いや、それな?どうやって車乗ったんだよ…』
朱里「なんか言った〜?」
『…なんでもない』
秀一「全て思惑通りだよ…あのボウヤのな…」
《あっ、とんでもないこと思いつくのはコナン君だったわ》
朱里「そういえば、私と翔…有希子と優作君とお友達になったわよ〜」
『………ハァ!?』
朱里「あっ、ストレート入るから準備してね。5秒数えるから」
『あぁ…おけ』
希空は朱里の爆弾発言を一旦頭の隅に置き、集中した
朱里「1…2…3…4…」
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