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.132. ページ32

《ん?昴さんがいない…》


昴の車が駐車場になく、どうやら出掛けているようだ


《まぁ、そっちの方が安心して電話かけれるからいいけど》


希空は家に入るなり翔に電話をかけ始めた


プルルルル プルルルル


翔“どうした?”


『サイコロの意味がわかった!!』


翔“!!それは本当かっ!?”


『うん…それで頼みがあるんだけど』


翔“なんだ?”


『拳銃貸してほしい』


翔“えっ?”


『今から犯人がいるであろうベルツリーに行くんだけどさ、絶対拳銃とか持ってるじゃん?だから護身用として』


翔“なるほど…だが、それはダメだ。FBIに任せなさい”


『協力してくれないんだったら素手で行くから』


翔“……なぜ、自分でやりたがるんだ?”


『大好きな友達撃ちやがったから…1発食らわせないと気が済まない』


翔“ハァ…希空は俺が止めても行くよな…”


『もちろん』


翔“ったく、しょうがないなぁ”


『ありがとう!!お父さん、大好き♡』


翔“本当にそこら辺朱里に似てるよな”


希空が外に目を向けると空はオレンジ色に染まっている


『今は昴さんいないから工藤邸に来て!!急いでよ!!時間ないから!!』


翔“わかった。それと犯人は─”

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作者名:クォーター | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年5月24日 19時

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