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《ん?昴さんがいない…》
昴の車が駐車場になく、どうやら出掛けているようだ
《まぁ、そっちの方が安心して電話かけれるからいいけど》
希空は家に入るなり翔に電話をかけ始めた
プルルルル プルルルル
翔“どうした?”
『サイコロの意味がわかった!!』
翔“!!それは本当かっ!?”
『うん…それで頼みがあるんだけど』
翔“なんだ?”
『拳銃貸してほしい』
翔“えっ?”
『今から犯人がいるであろうベルツリーに行くんだけどさ、絶対拳銃とか持ってるじゃん?だから護身用として』
翔“なるほど…だが、それはダメだ。FBIに任せなさい”
『協力してくれないんだったら素手で行くから』
翔“……なぜ、自分でやりたがるんだ?”
『大好きな友達撃ちやがったから…1発食らわせないと気が済まない』
翔“ハァ…希空は俺が止めても行くよな…”
『もちろん』
翔“ったく、しょうがないなぁ”
『ありがとう!!お父さん、大好き♡』
翔“本当にそこら辺朱里に似てるよな”
希空が外に目を向けると空はオレンジ色に染まっている
『今は昴さんいないから工藤邸に来て!!急いでよ!!時間ないから!!』
翔“わかった。それと犯人は─”
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