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.49. ページ49

《さすがとしか言いようがない》


希空は広々とした浴槽を十分に堪能して、風呂から上がった


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ガチャ


『お風呂上がりましたよーっていない』


希空は昴に上がったことを伝えるためリビングへ行ったが、誰もいなかった


《どこ行ったんだろ?……書斎かな?》


頭にインプットされている工藤家の地図を辿っていくと


《たぶん、ここかな?》


ガチャ


昴「おや?」


《やっぱりいた》


『お風呂上がりましたよ〜』


昴「あぁ、わざわざありがとうございます。よくここにいると分かりましたね」


『だって、昴さんめちゃくちゃ読書好きそうですもん』


昴「そうですか…よかったらここにある本を読んでみたらどうです?」


《あんまり読書とかしないけど…》


『せっかくだし読んでみます!!』


希空は適当に本を取って読み始めた


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『フゥ』


《結構夢中になってたな》


希空が書斎で本を読み始めてから3時間は経っていた


《にしてもハマったわ。シャーロック・ホームズに》


続きを読もうとしたが、時計の針は11時を指していたため寝ることにした


《部屋戻るか》


希空は立ち上がろうとしたが


『痛たたたたっ』


《足痺れた…戻れないじゃん》

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作者名:クォーター x他1人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年5月5日 18時

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