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《さすがとしか言いようがない》
希空は広々とした浴槽を十分に堪能して、風呂から上がった
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ガチャ
『お風呂上がりましたよーっていない』
希空は昴に上がったことを伝えるためリビングへ行ったが、誰もいなかった
《どこ行ったんだろ?……書斎かな?》
頭にインプットされている工藤家の地図を辿っていくと
《たぶん、ここかな?》
ガチャ
昴「おや?」
《やっぱりいた》
『お風呂上がりましたよ〜』
昴「あぁ、わざわざありがとうございます。よくここにいると分かりましたね」
『だって、昴さんめちゃくちゃ読書好きそうですもん』
昴「そうですか…よかったらここにある本を読んでみたらどうです?」
《あんまり読書とかしないけど…》
『せっかくだし読んでみます!!』
希空は適当に本を取って読み始めた
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『フゥ』
《結構夢中になってたな》
希空が書斎で本を読み始めてから3時間は経っていた
《にしてもハマったわ。シャーロック・ホームズに》
続きを読もうとしたが、時計の針は11時を指していたため寝ることにした
《部屋戻るか》
希空は立ち上がろうとしたが
『痛たたたたっ』
《足痺れた…戻れないじゃん》
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