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『はいはい、元気だから私の話を聞いて』
翔“それでどうしたんだ?”
『簡単に言うと、火事に遭って家が全焼しちゃった』
翔“えっ?”
朱里“希空は怪我とかしてないの!?”
『火事関係なしに足骨折したのと腕をちょっと切ったぐらい』
翔“それは大丈夫じゃないな”
『いや、大丈夫なんだけど…ごめんね家のこと』
翔“そんなことは気にしないでいいぞ。何より希空が無事でよかった”
朱里“ちゃんと生きてることが一番よっ!!”
『ありがとう。それでさこれから住むところなんだけど…』
朱里“お隣の新一君の家に居候したら?”
《わっ、相談する前に言ってきた…》
『いや、でも昴さんいるじゃん?』
翔“彼はFBIだし、安心じゃないか”
『あー、うん、そうだね』
朱里“あんなイケメンと同棲だなんて素敵じゃない!!”
『お母さん、この状況楽しんでるよね?』
翔“いいじゃないか。ハイスペックだし”
『ハイスペック関係ない』
翔“まぁ、昴さんにはよろしく言っといてくれ”
朱里“今度遊びに行くわね!!”
《もうやだぁ、この人たち話が通じないんだけど》
翔“それじゃあ電話切るぞ”
朱里“また何かあったら電話してね♡”
『あー、うん。じゃあね』
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