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『えっ、ちょっ、なんで開かないの!?』


窓の鍵が壊れていたため、開かなかった


『あぁーどうしよう!!!』


希空がパニクっていると


ブーブー


《あー、もうこんな時に誰!?》


携帯を見るとコナンからの電話だった


『あっ、助けを呼んでもらわなくちゃ』


ピッ


コナン“希空姉ちゃん、逃げて!!家が燃えてる!!”


『いや、知ってるよっ!!逃げたいけど逃げれないの!!』


コナン“はぁ?なんで!?”


『窓の鍵が壊れてて、逃げれない…』


コナン“その窓壊せないの!?”


『強化ガラスだからピストルとかで撃たない限り、壊れな─って、壊せるわ!!』


コナン“へ?”


『コナン君!!消防車とかよろしく!!!』


コナン“希空姉ちゃん!!何やる─”


ブチッ


希空はそれだけ言うと、電話を切った


《久しぶりだけど、使えるかな?》


男が手にしている拳銃を手に持ち、窓に向き合って


パンッパンッパンッ!!


発砲した


窓にはヒビが入った


《これならいける!!》


ガンッ


パリンッ


希空は窓に思いっきり蹴りを入れてガラスを割った


外を覗くと既に消防車やらパトカーやら救急車が到着していた


《よしっ、飛び降りるか!!》

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作者名:クォーター x他1人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年5月5日 18時

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