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《掃除大変だろーなぁ》
希空は呑気にそう思いながら、家に上がるのをコナンと昴に手伝ってもらった
『あっ、』
昴「どうかしましたか?」
『いや、松葉杖中には持ち込めないなぁと思いまして』
コナン「どうして?」
『だって、フローリング傷付けちゃわない?』
コナン「大丈夫だよ」
《いや、私がだいじょばないから。うーん、けんけんで行くか》
『よっとっ』
希空は片足で立ち上がりけんけんして廊下を進んだ
『これ、割といける!!』
トントントン
コナン(オイオイ、転ぶなよ)
希空が調子に乗っていると
トントントントン
ズルッ
コナン「希空姉ちゃん危ないっ!!」
『あっ』
《調子に乗りすぎました…》
希空はぎゅっと目を瞑った
ポスッ
《………あれ?》
いくら経っても痛みはやってこない
昴「大丈夫ですか?」
《ま、まさか……》
希空がそっと目を開けると
『!?』
目の前には沖矢の顔が
沖矢の腕は希空の腰に回されていた
コナン(さすがFBIだな)
『あ、ありがとうございます…』
《やっばい!!お顔が近い!!かっこいんだけど!?ポーカーフェイスだから顔とか赤くならんけどさっ!!これはやばいよ!!!!》
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