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不安がさらに不安を呼び
頭はもう真っ白だ。
段々と息もまともに
出来なくなってきて
僕は………。
＊
夕方。
５時３０分。
俺。そらるは
慌てて取ったホテルにて
Aの看病をしていた。
因みに。
まふには買い出しに行ってもらっている。
Aは
あの後。
熱を出して
道端で倒れた。
一応。
丁度近くにあった
病院に連れていったら
ストレスや疲れによる
知恵熱らしい。
あ、あと。
医師曰く
「彼女は風邪を引くとまず喉にくるタイプっぽいから声が出ないかも」らしい。
やっぱり。
無理してたんだな。
まったく。
なんでもかんでも
一人で抱え込んで。
………そんなに俺って頼りないのかな
Aの顔に掛かった
髪の毛を払いながら
そんなことを思う。
「ただいまー。もどりましたぁ」
がさがさと
袋を揺らしながら
まふが部屋に入ってきた。
「……おう。まふ。おかえり」
「はい！ちゃんと買ってきましたよ」
にこにこと
いつもと変わらぬ笑顔で
ひえぴたを渡してくる
まふまふ。
それを
ありがとうと言って
受け取り
Aのおでこに張る。
まだまだ
風邪は治りそうに無い。
＊＊＊＊＊＊
新作。
まふくんとそらるさんの
学パロのみの短編集。
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/tjgjmdap/
ラッキーアイテム
革ベルト
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Hikaru - はじめまして！なつれさん！この小説を読ませていただきました！良かったです！更新待ってます！ (2019年9月30日 16時) (
レス) id: f26b6773d3 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - Σ(･ω･;ﾉ)ﾉ・・・ﾅﾆｺﾚ…よく分からんけど続きを待機 (2019年3月28日 17時) (レス) id: 96b1c577ba (このIDを非表示/違反報告)
結月(プロフ) - まさかの作者様と同い年！なんでこんな話思いつくんすか!? (2018年5月6日 17時) (レス) id: 562106fa7a (このIDを非表示/違反報告)
雨少年(プロフ) - メアさん» ありがとうございます (2017年3月31日 22時) (レス) id: 0fa6f8c6be (このIDを非表示/違反報告)
メア - 頑張って (2017年3月31日 11時) (レス) id: 64948810c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつれ | 作成日時：2016年5月22日 21時
