恵比寿くんは病弱らしい。 (ページ1)

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fk.side

mm「いやっ、…さつえいやる、、」

fk「今の身体じゃきついでしょ？多分今のめめだと体調悪いの読者さんに伝わっちゃうよ？」

mm「でもっ、…でも、、…」

sk「めめがやりたいって言う気持ちも分かるよ～、でも、今めめがやることは違うかな～って、」

nb「こんな時期だし、家でゆっくりしよ？」

遡ること10分前。
別仕事で1番最後に楽屋に来ためめはどこか体調が悪そうで、顔色は最悪。流石にやばいだろってなって年長組だけでめめと話すことに。

nb「今日は家帰って休もう？」

mm「でもっ、…めいわく、…、、」

fk「あああ、泣かない泣かない、大丈夫だから、」

責任感が強いめめはやっぱり休みたくないのだろう。今、やっと仕事が増えてきた中で休むのは、というめめなりの考え。体調を崩している中、色々なことを考えたのか大粒の涙を静かに零し始めた。

sk「大丈夫だよ、また今度でもできる。」

fk「俺らはめめの体調の方が心配だよ、」

nb「雑誌、もっとかっこよく写りたいだろ？」

mm「ぅんっ、…ごめん、さい、…っ、、」

佐久間があんなこと言ったのはもう確認済みだから。俺らが話してる間に舘さんにスタッフさんに伝えて来てもらうと、「目黒さんの体調優先で大丈夫ですよ！治り次第事務所の方からご連絡ください」とのこと。

nb「家帰ろっか、」

sk「マネにできるだけ急いでもらおう、」

fk「めめ、立てる？車移動しよう、」

1人で立てて歩けるものの、熱でぼーっとしているせいかその場に立ち尽くしていたから翔太が手を繋ぎ、翔太に手を引かれながら歩くめめはやっぱり年下なんだなと改めて実感させられた。

車に乗り込むと直ぐに隣の翔太の方にもたれかかるめめ。相当キツいのだろう。

nb「目黒、気持ち悪くない？」

mm「んっ、…だいじょーぶ、、」

sk「もうすぐ着くからね、」

最近シェアハウスを始めた俺ら。多分家に帰ったら、看病の準備が整っているだろう。