6話 ページ7
緑谷side
「緑谷くん。君は彼...彼女といずれか正式にお付き合いするのかい?」
「ブォッフォ!」
飯田くんの爆弾発言に思わずカツ丼を喉に詰まらせてしまった
麗日さんがくれた水を一気に飲み干した
「確かに俺もそれは気になったな」
「と、轟くんまで気になることなの...」
「あれだけ大っぴらに公開告白されたら付き合うもんじゃねぇか?」
「その前にお互いを知らないし...木下さんのことあの時に初めて知ったし」
「サポート科のプリンス、だったか。確かにその名にふさわしい女性だったな」
「女なのにプリンスって変だな」
「緑谷ちゃん噂に関しては鈍そうね」
「噂とかあまり聞かないから...」
木下さんのこと全然わからないんだよなぁ
"サポート科のプリンス"という肩書きしか知らない
「ところでさっきから大体の人たち私らのこと睨んでへん?」
「僕もそれ思ってた」
告白されてから増えた視線。主に女子たちだけど...
「サポート科のプリンスと呼ばれてるあの子の影響やないんかな。ファンクラブあるって上鳴くん言ってたし」
「そうだったな」
なんか変に縮こまってしまう
「そういえばあの子緑谷ちゃんのこと誘ってこないわね」
「どういうこと?」
「私なりの意見だけれど、告白したなら何らかのアピールをしてくると思うのよ
たとえばお昼2人で食べるとか
行き帰り一緒にいるとか
そういうのがあれから一切ないわね
とは言ってもこれはあくまで私の意見だから気にしないでちょうだい」
僕は付き合うっていうこと自体したことがない
好きな人はいたけど僕にその子に話しかける勇気はなかったし、相手も無個性の僕に興味を持っていなかっただろうから
一応これでも健全な男子で、デートどこに行こうとか変に妄想したりとかしたけど叶わずじまいだ
確かに蛙吹さん...梅雨ちゃんのいう通り僕みたいなのに告白した木下さんは飴以降話してないし姿を見せていない
彼女のことを知ろうにもしれない
「忙しいのかな...サポート科もいろんな授業があると思うしそうかも...」
「緑谷ちゃんあの子のこと気になるの?」
「へっ!?いやちょっと考え事を...」
「あら、そう?」
ふふっと蛙吹さんは笑ってご飯を食べ始める
少しモヤモヤしていたけど僕もご飯を食べ終わった
.
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ふくん - 最高っす( ；∀；)ｶﾝﾄﾞｰｼﾀ (2019年1月13日 10時) (
レス) id: b644f9dd35 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - やる時はやる男、緑谷降臨！夢主家族を痛め付けるヴィラン早く捕まれェ(;＿;) (2018年8月27日 0時) (レス) id: 3603310884 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - ステイン様の小説も書いて欲しいです (2018年8月17日 20時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
カン詰め(プロフ) - 青花さん» ありがとうございます! (2018年1月7日 23時) (レス) id: 4966fd641a (このIDを非表示/違反報告)
青花 - とても面白いですね！この作品が大好きです！缶詰めさんと共に応援します！投稿頑張ってください！ (2017年12月23日 16時) (レス) id: ed79109cd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カン詰め | 作成日時：2017年10月8日 12時
