3話 ページ3
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緑谷side
『緑谷くん。まず最初に謝らせてほしい。場所を考えず君に告白してしまった。ごめんなさい』
「ぇぇええいやそんなこと(ちょっと周りの視線が痛かったけど...)」
ガバッと頭を下げて謝ってきた
『君を一目見た途端言わないとと思って、つい
そういえば自己紹介がまだだったね
木下A。サポート科の1年F組で性別は女』
「み、緑谷出久...ヒーロー科の1年A組です...」
『体育祭で名前を知ったから言わなくても大丈夫だよ』
声色は優しくて自然と肩の力が抜けた
『やっぱりこういう人気がない所に呼び出して告白したほうがよかったか...そしたら女子達が彼を、いやいずれか告白したことは広まるしどっちにしろアレか...』
顎に手を添えて何やらブツブツと言い始めてしまった
一つ一つの仕草が綺麗で素敵な人だ
『まぁいいか。ところで本題だ緑谷くん。僕がここに君と一緒に来たのはなぜだかわかるよね?』
「こ、告白...の返事ですよね。逃げてごめんなさい...」
『それは別に問題ないよ。それに形はどうであれ僕は君に告白した
君にはその告白の返事を自由に返す権利がある。振るなり何なり好きにしてほしい』
「えっと...」
どうしよう。全然考えてなかった
あんな大勢の前で告白されたっていうことが頭の中を支配してて返事のことすっかり忘れてた
もしこの告白を断ったとしたら彼女のファンクラブに何か言われるだろうか
でも木下さんのこと何も知らずに告白を受けたら彼女は傷つくのではないのだろうか
それ以前に嘘の可能性とか...
「えっと...」
『...』
上からすごい見られてる
早く何か言わないと
『もしかしてファンクラブがどうとか考えてない?』
「え、あ」
『それに関しては多分大丈夫だよ。君が被害に合わないよう僕が守るから
あと嘘告白じゃないよ。その辺はちゃんとしてるから』
少女漫画に出て来そうなセリフが飛び出して来た
まさか男の僕が言われるなんて思わなかった
不覚にも僕、ドキドキしてるし...
"_____僕は君のことが好きだ
付き合ってくれないか?____"
思い返してみるとあの時彼女は少し汗をかいていた
走って来たんだ。僕に告白するために
嘘かなって一瞬思っていたけどそんなの見たら本気としか捉えられない
だから僕は彼女に返事するために口を開いた
「あ、あの_____」
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ふくん - 最高っす( ；∀；)ｶﾝﾄﾞｰｼﾀ (2019年1月13日 10時) (
レス) id: b644f9dd35 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - やる時はやる男、緑谷降臨！夢主家族を痛め付けるヴィラン早く捕まれェ(;＿;) (2018年8月27日 0時) (レス) id: 3603310884 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - ステイン様の小説も書いて欲しいです (2018年8月17日 20時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
カン詰め(プロフ) - 青花さん» ありがとうございます! (2018年1月7日 23時) (レス) id: 4966fd641a (このIDを非表示/違反報告)
青花 - とても面白いですね！この作品が大好きです！缶詰めさんと共に応援します！投稿頑張ってください！ (2017年12月23日 16時) (レス) id: ed79109cd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カン詰め | 作成日時：2017年10月8日 12時
