【ヒロアカ】犯罪者と私の日常【番外編】 (ページ1)

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試験日の出来事ページ1

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その日は晴天で絶好の受験日和だった

『うわ～人がいっぱい』

今日は雄英高校の試験
筆記を終えて実技試験に突入しようとしているところだ

ヒーローの名門校である雄英高校を受験する人間は年々多い
私もヒーローを目指すためこの高校を受験していた

『腹が痛い...腹がズンドコ言い始めた...』

人一倍緊張していたため、訳がわからないことを言い始めた。何言ってんだろ

〈ズンドコって何だ〉

緊張している私に話しかける声

その声は他人には聞こえない。何故かと言うと私の中にいる1人の男から発せられているからだ

『知らないぃ...』

〈じゃあ言うな〉

『じゃあ聞くな』

この時私は周りの人が自分を見て少しずつ距離を取っていたことに気がついていなかった

《ハイスタートー!》

『へっ?』

《どうしたぁ!?実戦じゃカウントなんざねぇんだよ!!走れ走れぇ!!賽は投げられてんぞ!!?》

ハッとして周りを見渡すと自分以外その場にいなかった

『え、えっと...!ドラゴン!!』

とりあえず空を飛んで詮索することにした
すると2Pの仮想敵が目に飛び込んでくる

『ケンタウロス!』

見つけた途端腕を怪物の腕に変え、羽を解除して仮想敵めがけて落ちていき、再起不能にした

『まずは一体!』

それで緊張がほぐれたのか次々と仮想敵を倒していく
私できる!と感極まって仮想敵を倒し始めた

がわずか4分で気絶して倒れた
原因は簡単。最初から飛ばしすぎたため

〈...はぁ...〉

少女の中にいる男はため息をつき、そして____

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