幸せ2 ページ3
私は、今日は夜勤で夕方の四時から朝の九時までの予定だったが、先輩の厚意で朝の八時まででよくなったのだ
都合のいいことに私の彼、たっくんも今日は休み
最近というか、ここ数ヶ月、二人の都合が全然合わなかったためあまり話もできていない状態だった
だから夜、二人でどこかのレストランでも行って甘い夜を過ごそうかなんて心を踊らせて家に帰っていた
家に入ると、玄関には可愛らしいハイヒールがあった
たっくんは仕事柄女性と関わることも少なくない
『ただいまー。たっくん？誰か来てるの？』
話しかけても返事がないどころか家のどこにもいない
嫌な予感がして寝室に行ってみると裸のたっくんと裸の女
こんな所でやることはひとつしかない
怒りがこみ上げてきた
『たっくん！どうゆうこと！？浮気してたの！？』
めんどくさそうに起き上がるふたり
た「はぁ？お前浮気されて当然だろ？」
悪気がなさそうに言うたっくん
『な、にが？』
た「付き合い始めた頃はよぉ、夢を追いかける可愛い子だったよ。それが今はなんだ。仕事、仕事で夜の相手もしてくれねぇどころか朝なんかメシ作ってさっさと出ていくじゃねぇか。」
確かにそうだった
『でも、それはたっくんも理解してくれてたんじゃ……』
た「そーだよ。理解したからこそ、ほかの女と楽しんでたんじゃねぇか。なんか悪ぃか？」
たっくんの隣の裸の女は、たっちゃん♡なんて言って無関係を主張している
『もういいよ！私は出ていきます！さようなら！』
た「おー。出てけ出てけ。じゃーな。」
少しでも引き止められるかもなんて思った私が馬鹿だった
キャリーケースに数日分の服と下着を詰めて家を出る
行くところもないから、やけ酒でも飲んでやる！と思いたまたま目に入った飲み屋に入った
まだ、お昼過ぎだったためお客は入っておらず店には私と店主しか居なかった
若い女がこんな時間から浴びるように酒を飲むのをおかしく思ったらしく、店主は事情を聞いてくれた
記憶が曖昧だが、店主は話を優しく聞いてくれそれにも泣いた気がする
途中で寝てしまったらしく、お姉ぇさん！お店閉めるよ。と店主に起こされた
帰るとこもなく困っていると察してくれたらしい店主が知り合いをあたってくれた
迎えに来てくれたのは緑髪でモサモサの同い年ぐらいの男性だった
店主「男の子でごめんねぇ……この子だったら大丈夫だと思うから！」
『はぁ……ありがとうごじゃいます！それでは！』
なんて言って店を出た
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あずさ - とってもいい話です！更新頑張ってください！待ってます！ (2020年5月7日 17時) (
レス) id: 3dd21b231d (このIDを非表示/違反報告)
たー - 続きがきになります！！ 更新頑張ってください (2018年5月9日 7時) (レス) id: 1e9a74621f (このIDを非表示/違反報告)
れみ(プロフ) - 魔夜さん» ありがとうございます！更新頑張ります (2017年9月26日 12時) (レス) id: 6b248442e2 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜 - 続き気になります (2017年9月26日 12時) (レス) id: ae2355b44c (このIDを非表示/違反報告)
れみ(プロフ) - シーカラさん» そう言ってもらえて嬉しいです！更新頑張りますね！ (2017年9月13日 18時) (レス) id: 6b248442e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れみ | 作成日時：2017年6月18日 12時
