窓際1番前の席の彼 (ページ10)

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文化祭ページ10

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せっかくここまで頑張ったのに、失敗で終わらせたくない！

そう思った私は不安を打ち消すように目を閉じて声を出した

「You make me feel special

세상이 아무리 날 주저앉혀서

아픈 말들이 날 찔러도

네가 있어 난 다시 웃어

That’s what you do」

しんと静まり返っていた体育館に一気に歓声が戻った

良かった、皆も私の歌に合わせて踊ってくれている

ステージは無事終了し、拍手喝采の中私たちはステージを後にした
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「まじで音止まった時は終わったと思った！」

「Aが歌ってくれたおかげで私達も動くことができたよ〜！」

「みんなほんとにおつかれ！」

「終わった時の拍手やばかったよね！」

最初に案内された部屋に戻る間それぞれがそれぞれに感想を言い合う

私はもう心臓のバクバクが止まらなくて、とりあえず水を飲みたくて仕方なかった

そのせいで一番最初に控え室前に着いた

「え！」

「おつかれ、A」

「本当に歌上手いんだね」

ドアの前にはジョンハンくんとスンチョルくんがいた

よく見ると手にはペットボトルを数本持っていた

「差し入れってのも変だけど、鑑賞料として…？」

スンチョルくんが他の子達に配りに行く

その間私とジョンハンくんはぽつんと置いてかれる

「あ、これAさんの分〜、ほんとに歌もダンスも上手だったよ、アカペラで歌うとこ感動した！あと〜」

一生懸命推しに感想を言って貰えて、私、本当に幸せ者ですね……もういつでも天国に行けます____

「て、え！？Aさん！？」

気づいたら体が言うことを聞かなくて後ろに向かって倒れていくのに気づいた

最後に見たのはジョンハンくんが慌ててこっちに来る姿でした……
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